早くもDir en grey 最狂(最凶・最強)のアルバムと公言されている7thアルバム「UROBOROS」(11月12日発売)からの先行カットでのシングル「GLASS SKIN」です。もうずっと聴いてます!俺の中では今のところ今年一番の名曲(既に名曲)ですね!
5月の”TOUR08 DEATH OVER BLINDNESS”のライヴでも既に演奏されており、観に行った人ならかなり印象的に覚えているだろう曲ではないでしょうか。当時の俺もライヴ後に「俺 の好みど真ん中で思わず涙ぐんでしまいました。『涙で君が見えない』とか歌ってて(歌詞はたぶん)、歌詞的にはXの「Rusty Nail」を彷彿とさせるストレートさがすごく意外でビックリしました。ハッとするくらいクリーンで綺麗なメロディーでしたね!」とか言って書いてますよ (過去の日記:「Dir en grey TOUR08 DEATH OVER BLINDNESS@なんばHatch」 参照)。今回のライヴはチケット取れませんでした…。12/29の大阪城ホールは取れるだろうか…。
「GLASS SKIN」は”割れ物注意”とでも言わんばかりに壊れそうなのに、それでいてすごく力強いバラードです。モノクロームなdecadenceと一人の人間の 持つ世界の崩壊のような叙情を孕んだ脆く儚くも美しい悲しみの旋律はDir en greyにしては珍しく繊細にメロウに響きますよね。廃墟となり錆び付いた遊園地を心象風景に喩えたような自虐的なまでの喪失感と無常観はきっと聴く者の 心を抉ることでしょう。『涙で君がもう見えない』のような純粋かつ直接的なフレーズが印象的で、奪われてしまうことへの痛みという意味での暗さ・ヘヴィさ は感じるものの、最近のDir en greyに感じる暴力的なインパクトを感じないという、非常に高い完成度です。アヴァンギャルドでグロテスクな前衛絵画を思わせる、もはや芸術、まさに芸 術作品な一曲です。
Dir en greyはヴィジュアル系バンドとしての一つの完成形になるのではないだろうか。これは凄い。(何が凄い・てまだまだ深化するであろうDir en greyというバンド自身がですよ)