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 「ただいま それぞれの居場所」介護の現在を見つめる

(よりミク - 05月12日 17:19)

よりミク

■介護ビッグバンと介護職の「3K」

 2000年の介護保険制度導入で、急激に拡大した介護市場。民間企業が相次ぎ参入、介護職を希望する若者も増え、介護業界のイメージは大きく変 化しました。しかし一方で低賃金かつ重労働と働く環境は厳しく、「介護職は3K(キツイ、給料が安い、結婚できない)」と言われたほど。離職率が高いこと も問題視されています。広告から受ける明るくクリーンな印象と、マスコミの作り出す「辛い・苦しい」というイメージには剥離があり、どちらもステレオタイ プ。なかなか現場の息づかいは伝わってきません。

■制度からこぼれ落ちる人々

 映画「ただいま それぞれの居場所」は、施行から10年経った介護保険制度の光と影を見つめたドキュメンタリーです。高齢化社会にあって、多様 化するニーズに対応すべく導入された介護保険制度。しかしサービスを必要とする人すべてをカバーすることは難しく、受け入れ困難などの理由で、制度からこ ぼれ落ちる人々がいるのも事実です。映画は、制度とあえて距離を置き、独自の介護を模索する4つの施設に密着。介護サービスを通して、互いの人生に関わり あい、深く繋がっていく人々の姿を描きます。

宅老所「井戸端げんき」利用者の千代さんは94歳
宅老所「井戸端げんき」利用者の千代さんは94歳



■「ただいま」それぞれの居場所を探して

 夢と現実を混同し、スタッフを蹴りつけるおばあさん。ふとしたことで怒りのスイッチが入り、手を上げるおじいさん。叩かれても、噛みつかれて も、気持ちを静めるのにどんなに時間が掛かっても、スタッフは拘束衣や薬に頼らず、根気よく利用者に付き添います。

利用者のはつさんと、スタッフの加藤さん
利用者のはつさんと、スタッフの加藤さん



 「なぜゆえに、私たちが私たちの価値観で、私たちの仕事だからって、その人の残りの人生を決めなくてはならないのか」
 「一人一人に相応しい介護を見つけていきたい」
 「苦手な人にもみんな同じように優しくしようとしなくていい。そのかわり情がわいた年寄りには徹底して優しくしなさいと。そのほうがみんな力を 発揮する」

 人間笑うこともあれば怒ることもある。利用者もスタッフも同じ人間だから、好き嫌いがあっていい。スタッフたちに共通するのは利用者と真正面か ら向き合い、「その人らしく生きること」を尊重しようとする姿勢です。

NPO法人「優人」を立ち上げた大川さんは28歳
NPO法人「優人」を立ち上げた大川さんは28歳



 仕事は決して楽ではありません。利用者との関わりの中で傷つくこともあります。それでも、彼らの笑顔から滲み出るのは、働く喜び、人と深く触れ 合う喜びです。過酷な現実からこそ、希望は生まれる。その人らしく生きられる場所、「ただいま」と言える場所を目指して、彼らは今日も奮闘しています。誰 もが迎える老い。命尽きるまでの最後の日々を、あなたはどんな場所で過ごしたいですか?(キキ/mixiニューススタッフ)

宅老所「いしいさん家」
宅老所「いしいさん家」



■映画「ただいま それぞれの居場所 」http://tadaima2010.com/
企画・製作・監督:大宮浩一/プロデューサー:安岡卓治 
2010年/HD/日本/96分
ポレポレ東中野、第七藝術劇場にて公開中。ほか全国順次公開

■画像(c)大宮映像製作所

■出演
NPO法人「優人
民間福祉施設「元気な亀さん
有限会社 オールフォアワン 宅老所「いしいさん家
NPO法人 井戸端介護 宅老所「井戸 端げんき


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