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誕生日はサプライズパーチィ♡

「7色の虹」という素敵な非常識

(All About - 11月10日 08:52)

All About


■虹は何色?

 「あっ、虹!」

 雨上がりの空に美しい虹を見つけて、感動した経験はありませんか?写真や映像ではよく目にするけれど、本物にはそう簡単にお目にかかないので、喜びもひとしおですね。

 ところで、虹は何色でしょう?

■7色の虹は非常識!?

 虹の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。これは日本の常識です。

 しかし、世界でそれは非常識なのをご存知でしょうか。アメリカやイギリスでは一般的に6色と言われていて、藍色を区別しないのです。ドイツではさらに橙色も区別せず5色となり、アフリカでは暖色と寒色のみ(あるいは明・暗など)で2色という部族もあります。

■虹の色が違う理由

 もともと虹は、空気中の水滴がプリズムとなり、太陽の光が分散したもの。連続して変化した色の帯ですから、はっきりとした色の境目があるわけで はありません。これを何色ととらえるのかは、その国の文化によって違いがでてきますし、色の名前を知らなければ、色を識別しようとも思わないでしょう。

 その点、日本の色に対する感性は実に繊細です。例えば、茶色や鼠色でさえ何十種類もの色名があり、「団十郎茶」「路考茶」など70以上の茶が、 「梅鼠」「藤鼠」など各色相の鼠色があることから「四十八茶、百鼠」と言われており、豊かな色彩感覚を育んできたことがわかります。色の違いは無限ですか ら、微妙な違いを的確にとらえて楽しもうとする日本人の感性が、虹を見つめるまなざしにも息づいているのでしょう。日本でお馴染みの「藍色」が、7色と6 色を見分ける差になっているのも頷けます。

 ちなみに、色彩学上の定義はニュートンによる7色です。学者によっては、虹を肉眼でみても4~6色にしか識別できないはずだ、このニュートンの説を日本人が鵜呑みにしたんだと指摘する声もありますが、昔から7色という美意識を貫いてきた日本人は素敵だと思いませんか。

 今度虹が出たら、よく眺めてみてください。7色に見えれば、あなたは繊細な感性の持ち主といえるでしょう。

■副虹まで見えますか?

 虹は2本でワンセットです。誰もが見ている虹を主虹(しゅにじ)と呼び、その外側にひと回り大きい副虹(ふくにじ)ができています。主虹は太陽の光が水滴の中で一回反射したもの。屈折して二回反射したものが副虹で、主虹と色の順番も反対です。

 また、副虹はとても光が弱くて薄いため、条件が良い時しか確認できません。副虹まで見えれば、澄んだ空気に感謝ですね!

 虹は太陽を背にしてみえるので、朝は西の空、夕方は東の空にでますが、予告もなしに表れて、短時間で消えてしまいます。その場に遭遇できるかど うかは運もありますが、無関心の人には見えるものも見えません。虹は自然からの贈り物。美しい虹を見るには、心の潤いも必要なようです。

さて何色に見えますか? さて何色に見えますか?


【暮らしの歳時記ガイド:三浦康子】