Photos: Charlie Sorrel/Wired.com

これは、洗濯機を開けた時に見たいものでは絶対にない。きれいになった衣類に迎えられると思っていたのに、ポケットから出し忘れた私の2Gの 『iPod nano』が発見されたのだ。びしょぬれになって、しかし疑いもなくきれいになって(かつてはピンク色ではなく灰色だと思っていた)。

このiPodを救うために、緊急行動は一切必要なかった。思いやりのある『Gadget Lab』の読者たちからもアドバイスをもらった私の処方箋は、「休ませること」だ。それもかなり長い期間、できれば暖かい場所がいい。

私のiPodは、そのたった1つの輝く目の裏側から最後の水滴が消え去るまで1週間近く、暖かくてそよ風の当たる窓際に置かれていた。昨日、最後の 数時間を『MacBook』の電源アダプター(我が家において、太陽の表面と同じくらい熱い唯一のもの)の上で過ごした後、患者はUSBケーブルで脳波計 (つまりMac)に接続された。

はりつめた数秒が過ぎた後、Appleのロゴが表示された。咳こむような音とブツブツ音の後、『iTunes』が、iPodは生きていると告げた。生きていたのだ!

そしてついに明るいバックライトが点滅し、やがて点灯した。結果はどうかって? 成功だ。何か変わったところはないかって? それが、歌からもポッドキャストからも、罵り言葉や汚い言葉がすべて消えてしまった模様なのだ。まるで神の検閲のようなもので洗い流されてしまったかのよ うだ。


Photo: Charlie Sorrel/Wired.com


Jose Fermoso

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Photo credit: John Poole/NPR

マイアミ在住の通信会社社員David Toledo氏は最近、飛行機内のトイレに『BlackBerry』を落としてしまった。

こうしたことは起こりがちなもので、大したことではないと思うかもしれない。確かによくあることだが、Toledo氏は不運なことに、この失敗のせ いで職場で悪夢のような目にあい、米国中に知れ渡って赤っ恥をかくことになった。[Toledo氏は自分の体験を、Wireflyサイトが募集した「一番 恥ずかしかった携帯電話体験」コンテスト に投稿し、第4位になった]

Toledo氏が携帯電話を落としたのは、ビジネス会議に向かう機内でのこと。青い水が勢いよく流れる便器から携帯電話を拾い出した。[さらに空気乾燥器にかけ、数時間後に電源を入れた]

デンバーの空港に到着したところで、Toledo氏は妻からの電話を受け、その後、自分の格好をチェックすることなく会議に直行した。会議の場に着 いて得意先と挨拶をしたとき、Toledo氏は顔に青い縞模様がついていると指摘された。便器の中の洗浄剤、つまり漂白剤の一種であるホウ砂 (四ホウ酸ナトリウム)を含み青く着色されている液体が、携帯電話にしみ込んでいたのだ。気の毒に。[Toledo氏はほんとうの理由を語れず、インクのせいにしたという]

公共ラジオ局NPRの記事 や、多くの小売業者によると、携帯電話が壊れたという報告のうちトイレに関連があるものは件数が極端に多いという。

以前にも、フランスで列車に乗った男性がトイレに携帯電話を落とした(日本語版記事) こ とがあった。通信手段の要になっている機器を失ってはたまらないとあせった男性は、とっさに携帯電話を拾おうとして腕を伸ばしたが、[真空吸引式]便器に 腕を挟まれてしまった。何時間も抜けないままになり、最後には列車を停車させて、救急隊員がトイレを取り外し、男性を救出する事態となった。

携帯電話が水に浸かって損傷するのはよくある ことで、原因はトイレとは限らない 。洗濯機で洗濯してしまったり、犬に噛まれたり、うっかりしてプールや水たまりに落としたりするほか、ビールの入った容器に入ってしまうこともある。

[なお、「水没したことを報告せずに製品交換を求める顧客」に対抗して、最近は、水に濡れたら色が変わるセンサーを搭載した製品が増えている(日本語版記事) 。また、防水携帯電話も各種販売されている(関連記事セクションで紹介)]

一方、携帯電話会社英Dial-a-Phone社 が今年1月に発表した調査結果 によると、トイレのシートは、携帯電話表面よりバクテリアが少ないという。携帯電話は人間の生活に密接し、さらに内部が放熱しているためバクテリアが繁殖しやすく、キーボードや靴の裏など、調査が対象にしたものの中で一番バクテリアが多かったという。

日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/合原弘子



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