家庭での会話が困難になるほど、

家庭がうまくいかなくなることが多いようだ。

耳が遠くなると大変だ。


よくある話が、
嫁が悪口を言っていることが、姑に聞こえる。

悪口だけはしっかり聞こえて。
本当は聞こえてるのに、聞こえてない不利をしてるだけじゃないの?

なんて、嫁が愚痴る。
嫁姑の仲はギクシャク。

そんなことは、よくある話なのかも知れないですね。


実は、この悪口ばかり聞こえるというのは、
あながち、間違いでもないのです。
悪口を言うときというのは、
あまりはっきりとした声ではしゃべらない。

聞こえないようにしゃべろうとする。



そのとき人は自然と、小さな声で低い声でしゃべる。

小さな声でしゃべっているから、聞こえていないだろうと思ってしゃべるのだが、
老人性難聴の特徴として、高い音から聞こえなくなるという特徴があるので、
低い音は、それほど聞こえが悪くなっていないので、
しっかりと、悪口が聞こえてしまうのだ。



また、こんなこともよくある。

わかっていないのに、適当な返事をして。

と、娘が耳が遠くなった母親に言ったりする。
耳が悪くなって、何を言っているのか、端々でしかわからない。
そんなとき、何度も聞き返していると、相手の顔がどんどん曇ってくる。
最終的には怒り出してしまう。

それを、どうにか避けたいと心理が働く。
だから、相槌を打たなければならない雰囲気の言い回しが着たら、
ふんふんと相槌を打つ。
でも、正しく打てていなかったりすると、見破られ、疑われる。
わかってないのに、相槌を打つものだから、
適当に話を聞くから話さなくてもいいという風になってしまい、
孤独になってしまう。

だからといって、筆談をすることははばかれる。
というのも、聴覚「障害者」になったわけではないという心理も働き、
同一視されるのがイヤだと思っていることも多い。

これが原因で、補聴器を装用しないケースも多い。



ひとつ、誤解されていることが多いのが、
難聴で聞き取りが悪くなるのは、
聞こえる声の大きさが小さくなるからだと思っている人も多いと思いますが、
聞こえる声の大きさが小さくても、その声を大きくしてあげれば聞き取れるんですよね。

でも、実際には聞き取れないことが多いのです。

それは、聞き取りが悪くなるのは声が大きさが小さくなるからだけではないのです。




先ほど書きましたが、
老人性難聴の特徴として、高い音から聞こえなくなるので、
低い音は弁別よく聞き取れますが、高い音はなっているかどうかもよくわからなくなります。

声は、高い音から低い音までを同時に出しながら、声にしています。
その声を判別するためには、低い音から高い音までを聞き取れなければなりません。
低い音しか聞き取れない場合、なんと言ったかを判別するための手がかりが少なくなるのです。
そのため、音を大きく、声を大きくしてもなかなか聞き取ってもらえないのです。



ぜひ、難聴になったお年寄りと話をするときは、
口を大きく開き、はっきりとした発音で、ゆっくりと低い声で話してあげてください。
そして、もっとも大切なことは、
使い慣れた、単語を使うようにするということです。
近い音から単語を連想しながら話を聞きますので、
わかりやすく、同音異義語や似た音の言葉が無いものを選びながら話をすると、
聞き取ってもらいやすくなります。

敬語はとても大切ですが、
敬語は、言い回しが回りくどい場合が多く、聞き取りを悪くする原因ですので、
できるだけ完結で、平易な言葉をつかうとよいと思います。


さて、このような原因で老人性難聴になった老人と話をしても、
うまく返事が返ってこないことが多くなります。

そのため、認知症と間違われることがあるようです。

質問に対する答えをうまく返せないからです。
認知症のように、ボケているのではなく、
なんと言っているかわからず、適当に相槌を打っているだけなのですが、
外から見るとなかなか判別が付きにくいのが現実です。

また、てっきり認知症だと思っていた人が、
補聴器をつけて、改善されたという話も聞きます。


ただ、難聴になって、認知症だと思って放置された場合、
認知症でなかった人も、次第に認知症になったしまうようです。

難聴になった場合、早期に耳鼻科で聴力を測ってもらったほうが、
ご本人も家族もよい結果をもたらすと思います。

老化が原因となって生じる難聴です。高音域ほど障害されやすいとされています。外耳から鼓膜に問題があって起こる伝音声難聴と、中耳から聴神経に問題があって起こる感音声難聴、さらに脳に問題があって生じる聴覚認知障害に分類されます。

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