ブログネタ:息抜きの方法
したい事をする。
『爆笑レッドカーペット』や『ザ・スリーシアター』など、ネタ系番組でお笑いファンから支持され、現在では一般層にも注目されるようになった「はんにゃ」。
東京吉本に所属する、川島章良(ツッコミ)と金田哲(ボケ)による結成6年目の若手お笑いコンビである。
彼らのメインとなっているネタは、調子に乗った へたれ な先輩(金田)が、実力のある後輩(川島)に言いがかりをつけ、そこで生まれる微妙な空気がどんどん泥沼にハマッていく……というもの。こう書くとさほど目新しい感じもしないが、それがなかなか面白い。
「図表入りの記事はこちら」
「始まる前から金田のダメっぷりがにじみ出てて笑える」
「無理に冷静を装っている感じが爆笑」
など、ブログ内でも好評の様子。特に金田のダメすぎる先輩キャラにコメントが集中している。学年に一人はいそうな、 ええかっこしい の痛い姿がツボにはまるようだ。
「こんな先輩確かにいた。後輩がキレるとすぐ弱気になるヤツ」
「調子に乗った口調とのギャップが、嫌いな先輩を思い出して面白い」
そんなコメントを読んでいて気づいたのが、このネタはお笑い界で大ブームとなった「あるあるネタ」の延長であるということ。
それを歌やリズムに載せるのではなく、ストーリーを持たせ、迫真の演技で表現したのである。
3年ほど前に大ブレイクし、そこから一気に衰退しはじめた「あるあるネタ」。踊りを交えた過剰な演出や、明らかなウソなど、パフォーマンス重視の方向へと進化したせいで飽きられてしまった笑いのパターンの一つだ。
シビアなお笑いファンからは、
「もう変キャラ+あるあるの構造はいらない」
「あるあるを通り越してないないになってる」
などの辛辣なコメントも少なくない方法論である。
しかし「はんにゃ」は、そこに果敢に立ち向かい、大爆笑を生んでいる。
その理由は、身近なダメっぷりを研究する真面目さと、それを演じきる器用さがあるから。もしくは本当にそんな人だったりして……。
(山葉のぶゆき/effect)