6歳までベビーシッターに預けっぱなしだった | 大原信子のワクワク子育てブログ

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NPO法人アニーこども福祉協会理事長の大原信子が「子育て」「親子関係」「夫婦関係」などを綴っていきます。ペット自慢もあります(笑)

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

昨年12月、瀬戸真理子さんが企画して下さった
子育てセミナーで質問を頂きました。

お子さんの年齢などわからない事は、
質問の内容から読み取れる範囲で書いてあります。


【質問】
6歳まで、ベビーシッターに預けっぱなしだった。
4歳まで、母親のスイッチが入らなかった。
自分は母親がいなかったので、理想の母親像を自分で作り上げて 
頑張ってしまうができなくて、ダメな母親と思ってしまう。
1人にするのが、申し訳なく思ってしまう。
6年間の溝は娘にとって大丈夫なのか心配。(原文のまま)


質問して下さったお母さんは、ご自身を責め続けていらっしゃるようですが

「1人にするのが、申し訳なく思ってしまう」ということは

お子さんのことを大切に思っている、愛しているということです。

何も感じないお母さんの方が、危険です。


6年間の溝が、今後、何かの形で、表れるのか、表れないのか?

その事を心配して悩むより、
今、出来ることを、精一杯することが大切です。

・抱っこを求められたら、お膝の上で抱っこする
・お子さんが話しかけてきたら、話をしっかり聞く
・いっしょに歌を歌ったり、絵を描いたり、お散歩したりなど

まずは、基本からしてみてくださいね。

頑張っても出来ないこと、これは人それぞれ、みんな、多かれ少なかれあることです。
私も頑張ってもできないこと、または、他の人より時間がかかることは、たくさんあります。

それでも、お母さんがしてくれたことは、子ども達には、伝わります。

また、お母様がいらっしゃらなかったことで、
子育てで良くわからないことや、ご自身の気持との葛藤が他の方より大きいかもしれません。

頑張らなくても出来る方法や、コツのようなものが分かると

「私は知らなかっただけだった!」

と、お分かりになると思います。

理想の母親像に潰されること無く、出来ることから、そして笑顔でお過ごしくださいね。