こんにちは、宮口です^^
ボクが中学生の頃だったので、今からもう
25年ほども前の話になってしまいます。
その頃からボクは、自分でスポーツをやる
こと同様に…いやそれ以上に、プロスポーツを
観る事と、そのデータを読み解くことが大好き
でした。(いまだにその傾向がありますww)
なかでも当時もっともハマっていたのがF1!
プロ中のプロドライバー達が最強チームの元、
最速マシンで最高の技術を見せつけるのです
から、まさにスポーツの頂点といっても過言
ではないでしょう。
当時のF1といえば、HONDAエンジン最盛期。
エンジン提供していたウイリアムズには王者ピケ
に暴れん坊のマンセル、ロータスには若き天才
セナと日本期待の中嶋という、今思い出しても
興奮してくるメンバー!
とりわけ、このHONDA勢4人で1位~4位までを独占
した87’シルバーストーンサーキットでの歓喜
は、いまだに映像が目に焼き付いています。
この頃のHONDAはまさに圧倒的強さでした。。。
他メーカーがまったく追いつけない程のターボ
エンジンを駆使し、6年連続のチーム優勝という
金字塔。
しかし、これに「待った!」をかけたのは、他社
のエンジンでは無く、『ターボエンジン使用不可』
というルール改正でした。
実際、6連覇の内の後半3シーズンはルール改正後
のノンターボエンジンによるものでしたが、ボク
はこの”ルール改正”によってF1から興味を失い、
高校を卒業する頃にはTVで観る機会も激減しました。
(今はほとんど観てません。)
当時のボクはきっと、「最高のドライバーが最高の
チームで、最速のマシンを操りタイムを競い合う
モータースポーツ」を観たかったのだと思います。
「もっと速いエンジンがあるのに使ってはいけない
とは何事か!」との思いが、ボクのF1熱を一気に
冷ましてしまったのでしょう。
ただし、これはあくまで『道具ありき』のスポーツ
に限っての話だと思います。
モータースポーツは、ドライバーの技術ももちろん
ですが、主役はあくまで”マシン”です。
人間同士が技術を競い合うスポーツにおいては、この
”道具の進化”によって”プロの技術”をボカして
しまいかねない時代にもなってきています。
例えば…ゴルフ。
進化した現代のクラブ&ボールを使えば、素人の力
自慢でも300ヤードをオーバーさせることができます。
20年前、スチールシャフトについたパーシモンヘッド
のドライバーを駆使し、全身を強烈に回転させて放った
300ヤードショットとは比べ物にならない位に簡単です。
例えば…スキー。
現代のカービングスキーを使えば、誰しもが簡単に
高速ウェーデルンを楽しむことが出来てしまいます。
重く撓らない木の板とバネのビンディングを使ってい
た30年前のスキーヤーには考えられなかったことです。
しかし。。。
素人スポーツにとっては、憧れの技術が手身近になった
反面、血と汗と努力・根性が要求されない時代です。
プロスポーツにとっては、道具の進化に伴い、その道具
の使用規制やルール改正を問われ、そのスポーツの純粋性
すら疑われる時代です。
話をモータースポーツに戻します。
今ボクはF1よりもWRC(世界ラリー選手権)のほうが
圧倒的に好きです。インプレッサやルノー、シトロエン、
ランサーエボリューションといった市販車を改良した車
に乗り込み、実際に公道として利用されている世界中の
道路を走り回るそのスリルたるや最高です。
しかしこのWRCにしても、マニュアルミッションを駆使
して駆け巡っていた20年ほど前の映像を観てしまうと、今
時のオートママシンではちょっと物足りなく映ってしまい
ます。
う~ん。
この先、運転することなく道路を走ることが出来るグーグル
カーが当たり前に市販される時代になってしまえば、WRC
はいったいどうなってしまうのでしょう。
荒れ狂う車内で林道の地図を読み上げ続ける助手席のナビ役
も必要無し、それどころか、ドライバーすら座っているだけ
でハンドルを握る必要もなし…
一般ドライバーに関して言えば、このグーグルカーに伴い、
マニュアル免許・オートマ免許に加えグーグルカー免許なる
ものまで出てきちゃったりして。
技術と道具。
スポーツとルール。
この先、いったいどういう未来が待ち構えているのでしょうね!
P.S.プロ野球では今年、いわゆる『飛ばないボール』が全球団
で採用されたことによりホームランが激減、低スコアの
試合が非常に多くイマイチ盛り上がりに欠けているような
気もします。
低スコアゲームになれば、当然試合時間も短く、また逆転
に次ぐ逆転!といったような山場も少ないために、球場
でのビール販売には少なからずの影響がでている事でしょう。
各チームのホームランバッターが軒並み打撃不振にあえぐ中、
ひとり別次元の飛距離を見せている”おかわり君”こと西武
の中村選手にアッパレ!
ボクが中学生の頃だったので、今からもう
25年ほども前の話になってしまいます。
その頃からボクは、自分でスポーツをやる
こと同様に…いやそれ以上に、プロスポーツを
観る事と、そのデータを読み解くことが大好き
でした。(いまだにその傾向がありますww)
なかでも当時もっともハマっていたのがF1!
プロ中のプロドライバー達が最強チームの元、
最速マシンで最高の技術を見せつけるのです
から、まさにスポーツの頂点といっても過言
ではないでしょう。
当時のF1といえば、HONDAエンジン最盛期。
エンジン提供していたウイリアムズには王者ピケ
に暴れん坊のマンセル、ロータスには若き天才
セナと日本期待の中嶋という、今思い出しても
興奮してくるメンバー!
とりわけ、このHONDA勢4人で1位~4位までを独占
した87’シルバーストーンサーキットでの歓喜
は、いまだに映像が目に焼き付いています。
この頃のHONDAはまさに圧倒的強さでした。。。
他メーカーがまったく追いつけない程のターボ
エンジンを駆使し、6年連続のチーム優勝という
金字塔。
しかし、これに「待った!」をかけたのは、他社
のエンジンでは無く、『ターボエンジン使用不可』
というルール改正でした。
実際、6連覇の内の後半3シーズンはルール改正後
のノンターボエンジンによるものでしたが、ボク
はこの”ルール改正”によってF1から興味を失い、
高校を卒業する頃にはTVで観る機会も激減しました。
(今はほとんど観てません。)
当時のボクはきっと、「最高のドライバーが最高の
チームで、最速のマシンを操りタイムを競い合う
モータースポーツ」を観たかったのだと思います。
「もっと速いエンジンがあるのに使ってはいけない
とは何事か!」との思いが、ボクのF1熱を一気に
冷ましてしまったのでしょう。
ただし、これはあくまで『道具ありき』のスポーツ
に限っての話だと思います。
モータースポーツは、ドライバーの技術ももちろん
ですが、主役はあくまで”マシン”です。
人間同士が技術を競い合うスポーツにおいては、この
”道具の進化”によって”プロの技術”をボカして
しまいかねない時代にもなってきています。
例えば…ゴルフ。
進化した現代のクラブ&ボールを使えば、素人の力
自慢でも300ヤードをオーバーさせることができます。
20年前、スチールシャフトについたパーシモンヘッド
のドライバーを駆使し、全身を強烈に回転させて放った
300ヤードショットとは比べ物にならない位に簡単です。
例えば…スキー。
現代のカービングスキーを使えば、誰しもが簡単に
高速ウェーデルンを楽しむことが出来てしまいます。
重く撓らない木の板とバネのビンディングを使ってい
た30年前のスキーヤーには考えられなかったことです。
しかし。。。
素人スポーツにとっては、憧れの技術が手身近になった
反面、血と汗と努力・根性が要求されない時代です。
プロスポーツにとっては、道具の進化に伴い、その道具
の使用規制やルール改正を問われ、そのスポーツの純粋性
すら疑われる時代です。
話をモータースポーツに戻します。
今ボクはF1よりもWRC(世界ラリー選手権)のほうが
圧倒的に好きです。インプレッサやルノー、シトロエン、
ランサーエボリューションといった市販車を改良した車
に乗り込み、実際に公道として利用されている世界中の
道路を走り回るそのスリルたるや最高です。
しかしこのWRCにしても、マニュアルミッションを駆使
して駆け巡っていた20年ほど前の映像を観てしまうと、今
時のオートママシンではちょっと物足りなく映ってしまい
ます。
う~ん。
この先、運転することなく道路を走ることが出来るグーグル
カーが当たり前に市販される時代になってしまえば、WRC
はいったいどうなってしまうのでしょう。
荒れ狂う車内で林道の地図を読み上げ続ける助手席のナビ役
も必要無し、それどころか、ドライバーすら座っているだけ
でハンドルを握る必要もなし…
一般ドライバーに関して言えば、このグーグルカーに伴い、
マニュアル免許・オートマ免許に加えグーグルカー免許なる
ものまで出てきちゃったりして。
技術と道具。
スポーツとルール。
この先、いったいどういう未来が待ち構えているのでしょうね!
P.S.プロ野球では今年、いわゆる『飛ばないボール』が全球団
で採用されたことによりホームランが激減、低スコアの
試合が非常に多くイマイチ盛り上がりに欠けているような
気もします。
低スコアゲームになれば、当然試合時間も短く、また逆転
に次ぐ逆転!といったような山場も少ないために、球場
でのビール販売には少なからずの影響がでている事でしょう。
各チームのホームランバッターが軒並み打撃不振にあえぐ中、
ひとり別次元の飛距離を見せている”おかわり君”こと西武
の中村選手にアッパレ!