僕は幸せだ
毎日食卓にも困らず
友人（人じゃないけど）とも仲がいい。
争いもなく、特に目立った喧嘩もない。
本当に平和・・・だが
バルトル様はおっしゃる
「決して人間と関わってはいけない
たとえお前たちが精霊で死なないとしても
人間と関わればこの森の存在や
森の住人達の存在がバレる。
そしたら動けない私や
私を慕ってくれてここから動こうとしない
精霊たちもいるこの森は終わりだ。
人間は・・・・もはやこの世界の支配者だ。
かつては皆で平和に暮らしてた村や森や林も、
いまは経済の発達とやらのせいで
木が伐採されて言ってるさまだ。
人間は悪くないが
人間は恐ろしい・・・・
皆悪いやつではない
なかではいい人間もいるだろう。
だがそのような良い人間が
この世界にうようよといるわけではない。
人間は、危険だ。
わしを・・・神を必要としない時代がきたのだ。」
神を必要としない時代がきたのだ？
意味不明だ。
僕は意味がわからなかった
神はこの世の創造主。
世界の長だ
その長を捨てて人間は私利私欲を優先しているということか？
「うーん・・・・
人間はわからない・・・」