♪よぉーきんおぶきんっ | Add Some Music to My Day~アッとランダムに聴き倒そーっと~

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今日の1枚はこちら!

Add Some Music to My Day~アッとランダムに聴き倒そーっと~

Elvis Presley 「Suspcious Minds」

最近、何故かエルヴィスをよく聴く

昔は「50年代のサン・レコード時代のエルヴィスがサイコー」なんて
判ったような顔して聴いてましたけれど
歳を取る事に自分の耳は変わるもんでして
最近は68年にカムバックしてから、亡くなるまでの音源をよく聴いている

この時代のエルヴィスって言うと
概してアンマリ受けが悪いと僕は勝手に思っているのだけれど

ラスベガスでバブリーなショウ
フリンジとラメの入ったジャンプスーツ
もみあげ
弾かないギター
ド派手っちゃード派手だけど。。。。ねー?なパフォーマンス
お客さんに汗拭いてもらうみたいな、熱演ぶり

この時期のエルヴィスってこんなイメージ
そして、大体の人が思い出すエルヴィスのイメージもこんな感じ
しかも、大概ホンモノじゃなくて
安っちーモノマネで追体験しているような気がする

僕もそんなイメージだった
でも、これって気付くと音楽の事はちーーーっとも語られてないんだよねぇぇ

なので、そんなイメージの人よ、悪い事は言わん
音楽だけ聴いてみては如何だろうかいな
72~3年くらいのライブがいいと思う

音楽だけ聴くと
それだけでも、なんでエルヴィスが「キング」と呼ばれたか
判るような気がしてしまう

めちゃくちゃ歌がウマイ
そして、その歌声にきちんと自分の名前が刻み込まれている

カントリー/カンツォーネ/スワンプ/ロケンロー/ソウルetc・・・
歌っているジャンルはめちゃくちゃ幅広いのに
全部「エルヴィスプレスリー」にしか聴こえないトコが凄い
まず、そんなトコに感動してしまう

そうすると、「あーこの人はなんて歌が好きな人なんだろう」と
また次の感動が押し寄せてくる

こんなムチャクチャな選曲の楽曲を
一つに束ねているのは
エルヴィスの歌心なのだなーと
この頃のエルヴィスの歌は<Soul Singing>であり、
ホントの意味でソウルシンガーなんだなーと感動してしまう

その上、バックの演奏もメチャクチャクオリティが高い
・・・・そりゃー当たり前
ジェームス・バートン、“フェンダーベース”ジェリー・シェフ、ロニータットみたいな
超ツワモノ共が演奏してるんだもの、悪い訳がない

70年代のライブは似たような選曲のライブ盤が多いけれど
あれはむしろマンネリじゃなくて、「至高」を目指したんじゃないかなーと
今では思ってしまう
そのくらい音楽の質に拘ったのが、カムバック後のエルヴィスだったんじゃないかなーと

そういう意味では、復帰後すぐのメンフィスでのスタジオセッションを集めた
このアルバムは、その「所信表明」だったような気がする
1曲目の「Wearlin' That Loved on Look」のソウルフルな感じからヤラレテしまう
エルヴィスの歌声に

よく「50'sのエルヴィスが最高」と言われるけれども
モチロンそれも本当だと思う
でも、ホントにエルヴィスの音楽が自分らしさを持ったのは
カムバックした後だったような気がするなーとも思う

なので、格好だけで敬遠されるならば
なんてモッタイナイ音楽なんだろーなーと思ってしまう

だって、カッコで言えば、よく考えると
'70年代は他のシンガーもロクな格好してないよねぇぇ、今考えると
ミックジャガーだってもっと派手なジャンプスーツ着てたし
ロジャーダルトリーの方がフリンジ長かったよなぁ

この人達とエルヴィスが違うのは
まず、エルヴィスは70年代で死んじゃった事

もう一つは、エルヴィスは<ミュージシャン>としてじゃなくて
<エルヴィスプレスリー>として見られてるトコなんだろーね
名前がデカイっていうのも場合によっては考えものだよねー

でも、やっぱりエルヴィスって凄いシンガーだと思います
音楽が全部証明してくれるものね