『少年と犬』 | あんがすの独り言

あんがすの独り言

自転車にハマった中年オヤジの独り言です。
50代でランニングにもハマッテます
(*^^*)
只今、癌闘病中。。。

【内容紹介】

家族のために犯罪に手を染めた男。

拾った犬は男の守り神になった―男と犬。

仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を

連れて故国を目指す―泥棒と犬。

壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で

呼んでいた―夫婦と犬。

体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に

温もりを与えたのは犬だった―娼婦と犬。

老猟師の死期を知っていたかのように、

その犬はやってきた―老人と犬。

震災のショックで心を閉ざした少年は、

その犬を見て微笑んだ―少年と犬。

犬を愛する人に贈る感涙作

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とある犬とその犬と関わる人間の短篇小説集。

こんな賢い犬が居るなら、是非、飼いたい。


作者の馳さんの作品は、

昔、読んだ「不夜城」のイメージが

強かったのですが、そんな私からすれば

別の方の作品の様でした爆笑


直木賞受賞作だけあって、面白かった。

最後は泣きそうになりました。


オススメです。