ブルックナー:交響曲第7番/ロッホラン | angsyally1112のブログ

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ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107 [ハース版] [67:28]
Allegro moderato [21:04]
Adagio [23:28]
Scherzo:Sehr schnell [10:06]
Finale [12:20]
オーフス交響楽団
ジェイムズ・ロッホラン(指揮)
録音時期:2005年4月28日(ライヴ)
録音場所:デンマーク、オーフス大聖堂


参照:
『https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%BC-1824-1896_000000000019429/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC%EF%BC%97%E7%95%AA-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%B9%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3_2567267』

上記のhmv.のレビューのように有名な名盤なのですね。   

私は、初めて聴きますが、何とも温かくふくよかな情感に溢れた誠に美しい演奏です。
私は、今回、ブルックナーの交響曲をHIFIMANのヘッドホンで聴き続ける中で、特にブルックナーの美しいサウンドに目覚めました。
時には純朴な乙女のようなブルックナーの風貌に似つかわしくない(?) ようなセンチメタルなメロディに心ときめいたりしたり、その結果、ブルックナーに抱いていた『激しい管楽器と打楽器の咆哮を伴う宗教的な迄の崇高で厳粛な音楽』という既成概念は、すっ飛びました。もちろん、崇高で厳粛な音楽でもあるのですが、それは余りに一面的な見方で、結果的にそのように感じるという素晴らしい構造になっているのですね。

これは、私は、HIFIMANのヘッドホンで聴くことによって理解したのです。
今までのダイナミック型のヘッドホンでは、ここまで分かりませんでした。(私の理解力の無さがお恥ずかしい限りです。)

今日は、先ずHIFIMANのHE400i2020をOrbclearforceのバランスケーブルにリケーブルして聴いてみました。
ANANDAと比べなければこれでもう充分という位に美しいサウンドです。
HD650、HD800、DT1990proといったダイナミック型のヘッドホンは、どうしてもチューニングによって個性的なサウンドになっています。

平面磁界駆動型ヘッドホンのようにフラットで自然な音質は、基本無理なのでしょう。
HE400i2020で聴き終わった後に改めて、ANANDAで聴くと、流石に上位機種である価値が分かります。
先ず音の分離が格段に良くなって奥行きと広大な音場によって立体的なサウンドになります。低音・高音域共に拡がります。驚く程の心が震えるようなサウンドに進化します。

HIFIMAN HE400i Orbclearforce 4ピンバランスケーブルにリケーブルして聴いてみました。

HIFIMAN ANANDAです。
TIGLON MH-DF12E-4X30 3.0m 4PIN XLRにリケーブルして聴いています。