ヘンデルのヴァイオリンソナタ:シェリングを聴く | angsyally1112のブログ

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ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ
Op.1-No.3、10、12~15

コレッリ:ラ・フォリア

【演奏】
ヘンリク・シェリング(Vn)、ユゲット・ドレフュス(Cemb)
【録音】
1981年11月9‐13日 エバンゲリック教会(パリ)

確かかつてスーク/ルージイッチコバ盤のLPを購入した記憶があるので、多分押入れに隠れている事でしょう。
おおらかで、崇高で、そして豊かな歌心をもったこのソナタ集は、その軽快な響きで、朝の目覚めに良く合っています。

第1番第3楽章の短いAdagioのなんと美しい事でしょうか。
第1番と第4番以外は、その真贋が問われているとの事ですが、この曲集を聴いてこんなにも幸せになれるのなら、どうでも良い事に思えます。  
 
最後におまけのように収録されているコレッリの『ラフォリア』は、誠に美しい。
この演奏を聴くだけの為にこのCDを購入するだけの価値があるとのレビュー を読みましたが、その通りだと思います。


ヘッドホンは、AKG K501です。
繊細なヴァイオリンとチェンバロの響きは、このヘッドホンでないと再現できません。(勿論、私の独断的な考えですので気にしないで下さい。夜間は、SW-HP20バランス接続を使いました。)