暗愚舎利 「入院日誌の代わりに」その3「モーツァルトクラリネット五重奏、ブラームスピアノ四重奏」 | angsyally1112のブログ

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人生残り少ない暗愚舎利の日々の思いを綴ってゆきます。

以下は、アマゾンへの投稿です。



私は今、手術を受け入院中の身です。
病院のベッドでスマホSCL21~Fiio-E12~フィデリオM1で大好きなクラシックを聴いています。
ブラームスのピアノ四重奏曲3曲を
Capucon GerardCausse Nicholas Angelich
Virgin Classics
で聴いています。
演奏が素晴らしいのはもちろんですが、フィデリオM1は凄いですね。
シルクのような美しいサウンド、絶対刺さらない高音、実体を持った質感、豊かで締まった低音。
特に第1番-この曲は間違いなく若きブラームスの室内楽では、最高傑作で すね。憧れと行き場のない情念が 出口を求めて噴出しています。 (46)
モーツアルトのクラリネット五重奏曲K581とクラリネット三重奏曲K498を、 大好きなレ・ミュージシャン(ハルモニアムンディ)の 盤で聞きました。

クラリネット五重奏曲はモーツアルトの室内楽の最高傑作として余りにも有名な曲で、多くの名盤が世に出ていますが、私はこの演奏を特に愛聴しています。
『幸福』という副題で呼ばれた事もありました。正に「幸せ」- :如何に幸せというものは儚いものか:
この演奏で聴くこの曲は私達に束の間のささやかな幸せの素晴らしさを改めて教えてくれます。

FidelioM1
で聴くこの曲は、普段自宅で聴くK701での再現を忘れるほどに心に染みます。豊かな低音再現力がクラリネットに合っているのでしょう。
又、K498の静かな時間の止まったような透明な演奏は、他で聴いた事がありません。 このレビューは、価格コムのFidelioM1のレビューの続編です。よろしければ、そちらの方もご参照下さい。



もちろんここまで読んで頂けた奇特な方がおられたらの話しですが。
入院生活の暇に任せた病人の戯言とお許し下さい。(47)