先般、フランス外遊で名を馳せた自民党・女性局の参院議員連中には恐れ入った。

 殆ど夏休みの観光旅行だったのだろう。参院議員・松川女史に至っては次女同行の有意義な研修旅行だって(笑)。こんな適当な言い訳が世間で通用すると思っているんだから、国民も舐められたもんだわなあ~。本人自身、政治家として感受性が鈍くお目出たいと言うしかないか…。

 連れだって渡仏した有名人(笑)・今井女史もハシケン同行ならもっとマスコミが喜んだろうに(笑)。

 女史曰く、「20万円は自前、それを超えた金額は党費で賄うから国民に迷惑はかけていない。税金は1円も使っていない」、との今井お馬鹿発言には頭がクラクラして来る。党費の中、お札に名前は書いていないが、庶民の税金が政党助成金として入っているのを御存知ないらしい。

 尤も女史は小さい頃から歌と踊りに明け暮れ、社会の仕組みや政治の在り方等勉強して来なかったのだろうなあ~。素養無き頭で、他国の真面な議員とどんな意見交換をしたのだろう?、是非教えて欲しいと思うのは、私一人ではない筈だ。

 

 7月~8月のパリは夏のヴァカンス・シーズン真っ最中と聞くが、そもそも、そんな時期に観光旅行、失礼、研修旅行、しかも38人もの大所帯で敢行した理由は言わずもがな、だろう。

 松川女史が見せた記者会見での逃げる様な落ち着かない素振り、が如実に真相を表している。

 他の議員もそれぞれ自身の行状をアップしているが、旧所名跡での集合写真や、レストランのメニュー写真が殆ど。観光関連の研修だろう?、と突っ込みを入れたくなった(笑)。

 

 それにしても、グダグダ言い訳をこねればこねる程ボロが出る有様。これが女性活躍だの、少子化対策だの、利いた風な口を叩くな、と叱責しておきたい。

 

 党費の中には国民の税金から政党助成金が流れている。例え1円であっても、税金を使ったなら潔くすべき。「あ~だ、こ~だ」、みっともないたらありゃしねえ~ぞ。

 

 松川女史は東大卒、米留学のキャリアがそうさせるのだろうが開き直った謝罪しない謝罪?会見を見ていると、人間としての基本が出来てない未熟児同然に映る。

 高学歴故、社会常識や倫理観無き人物が重宝される風潮はそろそろおしまいにした方が良いと思うが。

 

 おまけに仰天話がもう一つ。彼女たちの行状を叱ったのが一時名を馳せたあの小渕優子衆院議員だとは……。

 政治資金で贈り物のネクタイやワイン、地元支持者ご一行様を大挙して観劇へバス仕立て、とやりたい放題だった御令嬢……。おまけに事務所のPCハードディスクにはドリルで穴開けして証拠隠滅だあ~、とは。当該女性議員達も、「お前にだけは言われたくない」、と思っているだろうう。

 

 これが自民党女性局の実態。こんなクズ同然の連中が大きな顔して政治だの経済だのを語る愚。目や耳を覆いたくなる。

 然るに、原因は全て選んだ有権者の側にある。

 馬鹿でも、ちょっと見てくれが可愛いとか、高学歴や留学と言ったコケ脅しのキャリアに目が眩み、投票した有権者が根本的な問題だ。

 今回の一件が示すように、議員選出選挙では外側でなく、人物重視を第一に考えて欲しい。

 女性活躍は当然推進すべき事案だが、風潮に流され、人物を見誤ってはイケナイ。

 

 ドリル優子が女性総理大臣候補の一番手だとか。国民も随分馬鹿にされたもんだ。怒るべきだろう。