先日強行された安倍、国葬。

 TV中継て視聴、式次第はいかにも仰々しいが、如何せん、登場人物は殆ど存在感の感じられない薄っぺらな人達ばかり。

 岸田はぎこちなく、奥方はモタモタ、遺骨を抱きながら歩く姿はまるで二足歩行のロボットのようで見るに忍びなかった。 

 和装喪服の奥方が、遺骨を抱えた手に手袋(白っぽく見えたが)とは……。葬儀において、特別な理由が無い限り、手袋をはめることはない(マナー)。手袋が必要なのは、せいぜい葬儀屋の係員くらいだろう。

 はっきり言って人間としてのレベルの低さ、お粗末さには、呆れてしまった。

 

 ビッグ バッキ―・岸田の弔辞は安倍の国会答弁を踏襲、嘘118回?(八百)、美辞麗句のてんこ盛りで辟易。次が、スッカラ菅の安っぽい弔辞。ネットやTVバラエティ番組では高評価?だが、そんなアホな……。

 

 友人代表の位置付けとは言え、故人との交流や、当人同士で交わした会話を織り交ぜてお涙頂戴の身内話は、親しき内輪の集まりで喋る内容。世界各国、要人の前で披露するには余りにも陳腐で貧相、情けない限り。参列の弔問客も、さぞや吃驚したことだろう。尤も居眠り状態の参列者もチラホラいたが……。

 

 TVに映し出される顔ぶれや、登壇人物達にまるで風格が備わっていないものだから、格式が全く感じられない。

 そもそも、国葬儀と名乗っているのだから、もう少し格調高き話題や心象を盛り込むことが必要だったのでは?。

 第一、国葬に友人代表の弔辞が必要か?。

 合わせて、最低でも喪主は奥方以外に日本国民自民の連名にするべきだろう。

 

 副総理だ、三役だ、補佐官だ、頭数だけ揃えても役立たずの愚鈍連中には、自分の金儲け以外でも頭を使えっ、と叱責したい。

 

 TV各局コメンテーター、評論家達の間でも、口下手だったスッカラ菅の弔辞朗読が、ビッグ バッキ―・岸田と比較して心がこもっていたとの発言には開いた口が塞がらない。

 前述のように、これは身内だけで集まる「故人を忍ぶ会」ならいざ知らず、国葬の挨拶ではない。国民半数以上の反対を押し切り、無理やり強行した国の葬儀。稚拙な文章と、たどたどしさを真実味がある等と称賛するのはお門違い、論点ずらしを画策した悪質なコメントだ。

 一体、誰がスッカラ管(ヒムラー)?と安倍(ヒットラー)?(笑)の飲み屋での与太話を聞いて喜ぶかあああ~~~?。

 一方、スッカラ菅の腹の内は、故人を忍ぶと言いながら、第二次安倍政権は俺様が作った、と言わんばかりの自己PR。次期政権も俺様がぁぁぁ~~~?、には恐れ入りました。

 

 今回の国葬で活躍?した自民党長老議員達の、アナクロニズム(時代錯誤)、グロテスク(醜悪)が、ものの見事に表面化、おぞましさの余り全身に悪寒が走った。

 

 報道陣も酷い、の一言。自民党政権に追随、おべっかを使う御用評論家に媚びを売るコメンテーター各氏は物事の正邪の判断がつかないのだろうか?。否、当然♪分かっちゃいるけど止められない♪。

 社会正義など二の次、三の次、自分の生活が最優先だ。

 

 大体、TVでノウガキを垂れる連中は庶民の暮らしとかけ離れた裕福な生活を送り、物価高やコロナ禍等、問題外の上級国民ばかりだ。

 

 一方、一般献花に訪れた二万数千人は、ドアホのミクス(アベのミクス)で潤った一部の新興成金か、円安で莫大な利益を上げた輸出関連企業の関係者だろう。

 言っちゃあ悪いが、恩恵はないけれど献花に訪れた人達は、「こまったちゃん」、意識改革が必要な人達だ。

 酷い目に合わされても、粛々と痛みを受け入れ、正当な主張すらしない我慢強いお人好し国民と、お調子者の軽輩や、目立ちたがり屋の連中だ。

 喉元過ぎたら熱さを忘れる、一部の同一カテゴリー、アッパラ・パー国民が、この国を尚更悪く?している。(嘆)

 

 ある御用評論家の、「安倍政治は功罪相半ば」、発言には倒れそうになった。寝言は寝てからにしろっ、と強く反論したい。

 

 国会議員自体は税金で禄を食む身、功があって当たり前。なぜなら、それが仕事だからだ。罪と相殺する等、安易で幼稚な論理、馬鹿も大概にして貰いたい。

 これぞ、政府(政治家)に阿(おもね)る幇間(太鼓持ち)の典型的発言だ。

 

 安倍政治を総括するなら、「安倍の、安倍による、安倍のための政治」であり、「今だけ、金だけ、自分だけ」、がその実態。

 功は目ぼしいものがほとんど無く、罪は内政、外交、共にてんこ盛り。

 

 安倍晋三は、日本の民主政治(不完全だが)を根底から破壊、壟断した悪辣政治屋。彼が、馬脚を現したのは、モリ、カケ、サクラ疑獄に、「旧統一教会」との関りだ。

 モリ、カケ、サクラでは国会で大嘘をつき、「旧統一教会」問題では、彼

が、この悪徳教団の政界における総責任者だったことが露呈。

 日本国と日本国民の富を父親(安倍晋太郎)の注1・出身地、半島(韓国)?へせっせと献上した売国的行為は、恐るべき国賊と呼ばざるを得ない。

 そんな輩を国葬にするなど、自民党幹部連中に清和会国会議員は狂気の沙汰としか言いようがない。

 

 国葬で見えた、自民党長老(国会)議員のアナクロニズムとグロテスクには、もう、うんざりだ。

 

 現職国会議員の中で、与野党関係なく、新しい日本創設のため、若く、心ある政治家(政治屋ではない)が集い、新しい政党を立ち上げるべき時が来たと言える。

 このままでは、早晩我が国は侵略されるか、没落を余儀なくされるだろう。

 今こそ、利権やしがらみに捉われず、真の民主主義国家再生のために政界再編成が必須と考える。

 

 高き能力と、太き胆力、清き志を持った若き政治家達の出現を願って止まない。その時こそ、国民全員で応援しようではないか。

 

 政界大再編成を仕掛けるのは、今だあ~!!

 注1:朝日ジャーナル記事による