好きと言って欲しかった
私を愛せないのは彼の罪じゃない

しかたのないことなんだ


私は彼が好きそうな閉じた女にはなれない
ある時はそんな人間だったかもしれないけど
元には戻れないし今までの人生を否定したくない


これから先も彼が私を愛することはないのかもしれない
私が彼のそばにいるためには
彼が私を愛さなくても、ひどいことを言って傷つけても、平気なふりして笑ってなきゃなんない
明日か明後日になったら、私はまた平気なふりして今日の涙を気まぐれにしちゃうことができると思う
だけどもういい加減にやめにしたい


今まで何千回も思ったことだけど、

私は未練がましくて昔のものも捨てられないタイプなんだ

なんでかな。

いつか彼が私を世界一好きになるかもしれないとか

夢見がちなことを考えたりしちゃうんだ

彼とは友だちなんかになれない 好きだから
私にできるのは彼を忘れるまで彼から遠ざかること
彼も仲間も彼を思わせるものもすべて遠ざけて

つらいけどみんな通り抜けてきた道なんだ

こんな痛みを和らげる方法を新しい恋以外に知らない
そして今は
新しい恋の始め方さえしらない

すべてが陳腐で自分とは関わりのないもののように感じられる