XLRのエンジン修理。
異音のちエンジンストップ。で、キックが軽い。
で、ヘッドカバーを開けると、上死点でスプロケットマークがこんな位置に!!
本来は、カバー合わせ面と水平になる筈。
更に、この状態で、スプロケットが軽く5°位動く。
ヘッドを外すと、ピストンに打痕が。
バルブは一つも閉じてない。
チェーンスライダーに異常が見られないので、スライダーも外す。
イロイロ動作を確認すると、フリーの状態で、限界まで開かない。スプリングが、閉じきってい無いようだ。
更に、スプリングを外して、点検すると、スリーブ(恐らく、スプリングが折れた際、飛び散らない為のものだろう)が妙にキツイ。
スリーブを外した状態でテストすると、今度は正常に開く。
結論として、スプリングのスリーブが劣化収縮し、テンショナーが正常に作動しなかった為、チェーンがスプロケットの山を飛び越したのだろう。
- カムスプロケット
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