こんにちは。
山本です。
去年から高知へ行くことは決めていた。
今までは車で行ける距離へ2泊ほど。
今回は4泊5日の大遠征。
今年の3月から飛行機、宿、レンタカーを確保。
気持ちが踊る。
ネットやら本やらの情報でアカメタックルを揃える。
今回のアカメ釣りにおいて最初はのべ竿でやろうと考えていた。
しかしどう考えても初見でやることではないと悟り、のべ竿を売り払った。
そうなると選択肢は昔手に入れたアブのクロスフィールド 732Hしかない。
リールはレボビーストX。
急いでルアーを揃えないと!!
釣具屋へ向かった。
そこでたまたま出会ったのがツララのルーツC69MHである。
思えば本格的に「釣り」を始めた時、初めて握った竿がベイトロッドだった。
バックラッシュ、高切れ、飛距離を馬鹿にされながらも楽しくやっていた。
その後、シーバスに飽きてしまい鯉釣りやフライフィッシングに力を入れてきた。
それはそれで楽しかった。
しかし店頭でルーツを見つけたその時。
鳥肌が立った。
忘れていたあの頃の気持ち。
ときめいた。
これが僕の原点、ルーツなんだ。
最高のタックルを手に入れ高知を迎えられた。
高知ではホテルで目覚め、うどんを食い、ポイントに直行する毎日だった。
まさかのルーツでのファーストフィッシュはボラとなったわけだが、ここでのボラの価値は同じ重さの金に相当する。
詳しい釣行内容はメンバーの大野の記事をぜひ読んでいただきたい。
合宿が終わり帰宅するとなんだか不思議な気持ちになった。
心ここに在らずといった感じでふわふわとしている。
楽しかったのか?
と聞かれれば素直に「うん」とは言えない。
体力的に相当きつかったし結果アカメを釣ることはできなかった。
ではなにか?
刺激だろう。
アカメという魚に魅了された人々の日常という非日常。
いつもは個人戦だが、3人で力を合わせ夢を追っているあの感覚。
そしてアカメに確実に近付いているあのドキドキ。
全てが刺激的で釣りの真の楽しさ思い出した。
釣りのルーツを再確認した。
そして心を高知に置いてきてしまったようだ。。。
この魂の抜けた日々を救えるのはなんだろうか。
釣りだろう。
アカメでなくてもいい。
なんでもいいから釣りだけを浴びる日々をまた過ごしたい。
最後に高知でお世話になった師匠方に感謝。
では🐸
Written by アパッチ山本