北海道遠征2日目の続き
3日目
旅行前夜
ア「どうせ5日間もあるんで時間空いたらイトウアタックしましょう」
という急な提案。とりあえず、使えそうなミノーをboxに入れて持ってきてましたが…
案の定、3日目で余裕があったので標津→猿払を移動。笑
ガソリン満タンにしたところで相方と睡眠を交代し、猿払川へ行くのも暇になってしまうので天塩川の方へ行ってみることに。
1時間ちょい走ると天塩川上流域へ着き、「入れそうなポイント無いかな~」と思いながら天塩川を下っていくも、思ったより大河でポイントを絞り込み辛い。
何も情報が無いので、無理もありません。そのまま河口まで下りることに。
河口部に着き河口を観察すると、上げの時間ですが、下げかと思うほど流れが速いと感じました。同時にこの流れの中、潮に乗って登っていくイトウの遊泳力に驚きました。
相方も起き始めたので近くにあるオトンルイ風力発電所を通り、近くのパンケ沼でも釣れるみたいなので観に行く事に。
しかし陸っぱりではエントリーが難しく、これは観光に終わりました。
また、近くのサロベツ川に入ってみるも水温が高く水が死んでいたのでこれも断念。水温が低い所であれば水は生きているだろうという事で、天塩川に夕方エントリーする事を決めました。
それまでの間、折角ここまで来たので時間まで渓流へ。
水深があり、流れが緩いのでDコンタクトを沈めて見切られない速度でトゥイッチしていると何かがチェイス。
同行者もチェイスが有ったようで、数投すると同行者にヒット!
イトウ!!
まさかこんな所で釣れるとは思っていなかったので、イトウの画像検索して確認しました。笑
同じタイミングで私もヒット!
20cmのDコンタクトで食って来た個体。写真撮影をし、素早くリリースしました。
イトウはニホンウナギやタナゴ等と同じ、絶滅危惧IB類 指定されている幻の魚と言われていますが、ちゃんと川をのぼって上流で繁殖している様子が伺えます。
イトウが釣れた事にも感動しましたが、それ以上にその事実を知る事ができたので感動しました。イトウの稚魚に出会えた事はここまで来ないとわからない事実でしたので、本当に来てよかったと思えた瞬間でした。
その後は上流へ釣り上がり、ウグイの猛攻を受け釣り上りました。
渓流に入ってるうちに時間が来たので、天塩川中流域へアタック。
現地のアングラーが通っているだろう道を進み、ポイントへ行くも既に先行者。数投してみるも釣れるイメージが湧かなかったのでここらで納竿しました。
生態について勉強しポイントの絞りこみも勿論、藪漕ぎ道具等の装備も用意した上で釣りに臨まないと厳しいと感じるイトウアタックでした。
まだ日没まで時間があったので、途中天塩川の支流で入渓。
私はホゲ、同行者のヤマメ1匹で納竿しました。
それからは観光しようとなり、折角道北まで来たのでノリで日本最北端へ。笑
近くに日本最北端の釣り具屋があるとの事で、寄りましたが閉まってました。
ここらでお腹も空いたので、近くのしじみラーメンを食べる事に。あっさり鶏ガラベースのスープにしじみの香りが乗っかり、非常に食べやすく美味しくいただけました。
途中良さげな温泉があったので、時間までエゾメバル狙いで釣りをする事に。
AR-HDミノーで堤防際の表層をゆっくりタダ巻きしていると、啄む様なバイト。
クロソイ。未だ釣った事が無い魚種なので、地味に嬉しい。同じパターンでしばらく連発するも、エゾメバルは同行者もつれず。
と、そんな事をしていると温泉の入浴時間に…!
案の定、30分前で受付終了してしまい入浴できませんでした(笑)
完全に自業自得ですので、泣く泣く網走へと向かいました。
途中の道路で蝦夷鹿と北狐が道端の草食っていたので、こんばんは感覚でクラクションを鳴らすと体長1m前後の蝦夷鹿がこちらへ突進!!
慌ててハンドルを切り難を逃れました笑
皆さんも車を廃車にしない様に、北海道の夜道は気をつけましょう!
しかし北海道は大草原が広がっているのに、なぜ蝦夷鹿達は道端の汚い草を態々食べにくるんでしょう…?
そんな事を考えながら、明日の入渓ポイントをマークして眠りました。
アメマス編へ続く
①渓流
・Daiwa ワイズストリーム53UL-3
・Daiwa 17セオリー2004H
・Berkley マイクロPE 0.4号 + Seaguer フロロカーボン2号
・EVERGREEN EGスナップ #0
②メバリング
・YAMAGA Blanks アーリープラス81M
・SHIMANO 15ツインパワー 3000HGM
・YGK G-soul Upgrade X8 PE0.8号+Seaguer フロロカーボン3.0号
・EVERGREEN EGスナップ #0
【ヒットルアー】
①渓流
・SMITH Dコンタクト
②メバリング
・SMITH AR-HDミノー