こんにちは。

 

アングラーズショップネスト店主の丸山です。

 

 

年末年始に東京湾タチウオに行ってきましたので簡単にレポートします。

 

東京湾のタチウオジギングは歴史が深いと思いきや・・・大体ここ15年くらいの釣りだと記憶しています。私がジギングを始めた2001年頃はほとんど無かった釣りでした。

それがこんなにも盛り上がって、多くのファンができる釣りになったのか。1に手軽さ、2に釣果があると思いますが、そういった点ではなく環境に視点を置いてみると、明らかに変わった点があります・・・以前はシーズンパターンが存在して、初夏に10mくらいの浅場(第二海保まわりとか、湾奥)で釣れ出して、夏に30m(本牧沖など)、その後秋に40m・50m、晩秋から冬にかけては水温低下とともに70m前後(走水など)で釣れ盛り、年明けには観音・久里浜沖の100m以深へ落ち終わっていく。

 

これがここ数年無くなってきていませんか?

年中どこかで釣れている。

 

明らかに・・・変わったこと、それは水温です。

タチウオは海域をまたぐような回遊はしないといわれています。年中浅場の水温が高いことで、エサが豊富にありエサを追ってどこかを回遊している状況。湾口付近の深場に落ちなくなったわけです。ここ数年の漁獲量をみていても、タチウオは確実に増えていて格好のターゲットになっていることがわかりますね。(巻き網の漁獲が増えているのは釣りにとっては微妙ですがね・・・)

 

ということから何を言いたいかというと、シーズナルパターンがないということは、釣れているときに行き、その時に合った釣りをすべし。ということになりますね。

 

今年の冬はタチウオの反応の集まりが悪く、船も反応を探してはポツポツ釣っていくような展開が多いようです。私が釣行した年末も同じような状況でしたね。


東京湾のタチウオジギングは以前何かの記事にも書きましたが、タチウオの指示棚では泳いでいる向きが上向きである事が多く巻きの釣りが良く食います。それもジグを暴れさせないタックルセッティングが必要になります。(スローピッチで食わせるには少し工夫がいることが分かりました。ので、スローについては後日お話しします。)


・・・と、今回最高の巻きセッティングを見つけてしまいました。教えて欲しい人はお店でお待ちしてます〜。それはさておき、今回はサプライズから今年発売予定のタチウオ専用ジグのテストを兼ねていってきましたよー


ブルーブルーテスター陣と一緒に。






当然、タングステンは釣れる!

フォルテンTGは良く釣れていました。

私も使ってます!


サプライズで開発中のジグは、打倒TGを念頭に開発しているジグです。タングステン(以下TG)は、シルエットの小ささがメリットではありますが、タチウオジギングにおいては動かないことが1番大きなメリットです。TGは質量に対して水を受ける面が小さく動きにくいんですよね。





鉛で、TGより動かなくて、TG並に釣れるジグ。

あったら欲しくないですか?

釣果のほうは、船の竿頭をいただきましたので魚の少ない渋い状況でもしっかり食わせられるジグに仕上がってます!


サプライズの椙尾氏はこのジグを2年も温めやがりまして笑笑私も1年ぶりに使いましたが、やはり良く釣れるまさに漁師ジグですね。

 

というわけで、この新型ジグを100%生かしながらタチウオジギングを楽しめるセッティングは店でお話ししまーす。