こんばんわ。

 

アングラーズショップNEST店主の丸山です。

 

 

新島キンメの問い合わせが増えてきていますのでちょっと最新版を更新したいと思います。

 

ディープライナーフィールドスタッフブログで2020年に書いたものが以下なんですが

http://deepliner.jugem.jp/?eid=1422831

 

実は10回書いている新島キンメの記事で、NO,1の閲覧数でした。たぶん、状況にあわせたタックルのセッティングを書いたからだと思います。

 

この中で、近年は潮の状況も変わってきているんで更新したいと思っています。

 

(以下抜粋と修正)

よく、スローピッチではセッティング7割と言われますが新島キンメではセッティング9割です。

同じポイントで潮の緩い状況、速い状況ではタックルを変えなければいけません。

具体的には、スタートは800gから開始して、潮緩い=600~750g程度をメインに。潮速い=900~1200g程度をメイン。
まあ、潮速い状況で1200g以上を入れるのはMの人しか出来ませんが。

というように、私は800gを基準に組み立てますが、潮が速い=抵抗が大きい状況なわけで、そこで1,000gを入れなくては釣りが成り立たなくなったとき、潮の抵抗とジグの重さが掛け合わさり、800gに対応した柔らかい竿ではジグを動かすことが出来ないわけです。

一方で潮が緩い=抵抗が少ない状況なわけでここで800gを硬い竿でガンガンやっては釣れません。ロジカルなら8~9番、ナギなら12番、マニアフェローズなら57.59あたりになります。

イメージはこうです。
水深360~450mを流すとして。

速潮は2枚潮基本。
ラインは2号基本。

潮の速い・遅いは表層~底層で判断。

潮が速い=抵抗が増えるから固いロッドがいる。

潮動かない:ジグ600g マニア59・ロジカル8番・クロスボーダー12番
潮緩い:ジグ700g マニア57・ロジカル9番・クロスボーダー12番
潮普通:ジグ800g マニア55・57・ロジカル10・クロスボーダー14
潮やや速い:ジグ900g マニア55・53

潮速い:ジグ1000g マニア53・クロスボーダー16
もっと速い:ジグ1100~1200g マニア50・48

激流:無理
 

おおまかには以上で対応できると思います。

釣り座によって、オオドモよりになるとミヨシ側よりも重いジグを入れないとポイントを外れてしまうので同じ状況でも重いジグを入れなくてはならないときがあると思いますがその場合はロッドは一緒でかまわないと思います。

 

リールについて言及してきませんでしたが、

最近は小型でも力のあるものが増えてきました。

以前はマーフィックスN4、オシアジガー4000、ブルーヘブン80~120が必要と言っていましたが、

マーフィックスC3、ブルーヘブン50、オシアジガー2000MG・HGでもハンドルをロングハンドル化などすれば可能です。あくまで大型リール推奨ですが・・・

 

まとめると・・・一例として。

【ロッド】

マニアフェローズ59~50、ロジカル8~10、クロスボーダー12~16

【リール】

オシアジガー2000~4000

マーフィックスC3~W6

ブルーヘブン50~120

 

『普通』『速い』『やや速い』に合わせたタックルはあったほうがよいですね。ほとんどがこの3パターンなので。

 

分からないことあれば、直接聞いていただければなんでもお答えします。(神様ではないので、仮説上のお話ですが)

 

ディープライナーフィールドスタッフブログのほうも更新しておきます。

 

 

懐かしい写真が出てきたのでのせちゃおう。

フィッシングショーでテル岡本さんとDEEP談義をした時の・・・。餌釣師の感覚と、ジガーの感覚は似ていました。深海で見やすい色、反応しやすい色とか面白かったな。視覚よりも側線と嗅覚が発達している話とか・・・いつか整理してお話します。