デイリーポータルZという、ちょっとユルい感じの記事が集まっているサイトがありまして↓
デイリーポータルZ

釣りのことでネットサーフィンなんかしていると、よく今や終了した『@nifty釣り』の記事がヒットするんですが、それを書いている記者さんというか、ブロガーさんと言うか、普段は何をしている人なのかよくわからないですが、冒頭のサイトにも寄稿していたりします。

内容はユルいと言いましたが、寄稿している人達は普通は人があまりやらないことや、考えはするけど実行しなかったり、妄想の世界で完結するようなことを率先してやる馬鹿野郎(たぶん褒め言葉と捉えてもらえると思います。)がたくさんいます。自由人とか、マニアとかオタクとかロハスとか、テーマがニッチでも全力で非効率にアホな遊びをやっている人達であり、けっこうくだらないんですが、たまにとてもためになったり新しい見方や世界観を与えてくれたりします。たぶん自分もそんな種類の人間であり、そうなりたい思っているので、非常に楽しく見ています。

そんな記事の中で、かの有名なラーメン店『ラーメン二郎』の海賊版を麺の段階から自宅で作るなんていう人がいるから驚きです。

自宅でできるラーメン二郎風ラーメンの作り方

そこに登場する鋳物製の小野式製麺機なる昭和の遺物をレストアしている人達がいて、最近では同人誌まで作っちゃったりしてます。

趣味の製麺

これが、なんだか妙に気になって仕方がなかったのが3年ほど前です。
やめておこう、やめておこうと思いながら、、、結局手に入れてしまいました(笑)








小野式製麺機2型片刃2.2mm
この剛健な鋳物と鋼鉄ギアと真鍮の削り出しの純粋な工業機械的な佇まいがとても魅力的です。
何やら大きさの違いで1〜3型まであって、初期型とか後期型とかの違いでA型やB型なんかもあるらしく、また、麺の切り幅の違う2種類の切刃が付いている両刃型もあり、切刃も1.3mm〜6.3mmまで様々な種類がありますが、1.3mmは中華麺に適しているので、アホみたいなプレミアが付いています。やれやれ。
何だか小野式じゃなくて田中式とか◯◯式とかの偽物なのか競合メーカーなのかよくわからない他社製品もある様ですが、基本構造は同じ。なかなか奥が深いです。

これらは食糧難の昭和初期に家庭で麦を主食として食べるために一部地域(群馬とか)で出回っていたもので、もう生産されていない骨董品です。
入手にはヤフオクで探すか、リサイクルショップで運良く出会うか、池永鉄工という会社が改めて製作している新品を6万円で買うしかないんですが、恐らく今どき鋳物製麺機なんて買う人は、この小野式製麺機に魅せられてしまった人達です。
なので、中古を分解・整備して使用するのが王道の様です。ここは製麺をしたい人と製麺機を使いたい人という微妙な違いが存在するのですが。。。

ということで、オーバーホール済みと書いてあったものの、けっこう汚れてるこの製麺機を改めてレストアしました。

まず、組み立てる時に迷わないように、なるべくパーツを部位ごとにまとめながら分解します。









麺カスがボロボロ落ちてくるし、清掃・整備された形跡も感じられないし、はっきり言って汚い。
前オーナーもよくこれで「オーバーホールしました!」なんて堂々と書けたものです(笑)
まぁ、そんなものらしいですが、だからこそ先人達がいろいろ整備方法をまとめてくれているので、そんなに苦でもありません。

まず、金属部品をまとめてサンポール(塩酸)の中にブチ込みますw



4時間くらいでこんな感じ↓



サンポールって凄いw
まぁ、錆の深い所は黒ずんでどうにもならないみたいですが、けっこう劇的に錆が落ちています。
そして、このままではすぐまた錆びるらしいので、今度はアルカリ性のマジックリンに漬け込みます。



鋳物部分は元の色である緑に塗装。



塗料が乾いて、部品の洗浄と注油をして錆止めをしてから組み立てると



まぁ食品衛生的には及第点でしょう。


上 before
下 after

中古で2000円で買ったATLAS150というパスタマシーンと並べると、何だかインテリアとして置いておくだけでもカッコいいなぁと思ってしまいます(笑)



小野式製麺機は2.2mm、パスタマシーンは切り幅が1mm、1.5mm、6.5mmとあって、中華麺も作れます。ちなみに加水率の低い中華麺をパスタマシーンの圧延ローラーに通すとぶっ壊れるそうなので、頑丈な小野式製麺機で圧延してパスタマシーンで細麺に切るという非効率ながら確実な方法で我が故郷の福岡の博多・長浜ラーメンに対応させることができます。

ここまでやっておいて何ですが、自分は一体何を目指しているんでしょうかねぇ?(笑)

うどん、そばとかパスタはともかく、ラーメンのスープもついに自作かぁw

釣りもたくさん行っているので、そっちの記事もボチボチ再開します。
最近やっと見えてきた。

日本は自分達で主権を守るんだという覚悟が右にも左にも足りない。
安全保障に対する主権を回復することが今本当にやらなければならないことである。

真面目に戦争反対!9条を守れ!と叫び、主張する人達はその本質に気付いていない。


今、議論中の法案は違憲だと思うし、自衛隊の存在そのものに対する苦しい解釈にも子供の時からずっと違和感を持っていた。  
しかし、これに抗議する人の中にはというか、反対派とされる人達の多くは現実を見ていない!

・・・と、言うのも実は違う。

その中でイニシアチブを取っている人間の多くは現実を分かっているからだ。

隣国が核ミサイルを日本に向けて照準していること、猛烈な勢いで軍備を拡大していること、再三にわたって戦闘機や潜水艦による挑発行動を受けていること、南シナ海や東南アジア地域の安全保障が脅かされていること、アジアを蹂躙して暴虐の限りを尽くした(らしい)当時の日本が、隣国以外ではあまり悪く言われていないこと等々・・・。

日本の左翼集団は平和主義を唱えながら自衛隊という「戦力」をやたら問題視するが、隣国の軍事的行動には目を瞑る。隣国の大使館の前で戦争反対のデモ活動は絶対にしない。

当たり前である。日本を攻撃しようとしているんだから。全部わかっててやっている。

でも、変なバカ右翼もまた極端で、鬱憤晴らしのためにヘイトスピーチを撒き散らす。

今の政権は現実に対処しているつもりで、義や道理に適わない政策を取ろうとしているから正当性がまるで無い。

問題意識を感じている若者は純粋真っ直ぐで真面目な思いから真剣に行動を起こそうとする。未熟さは弱点でもあり強みなのだから、どうしてこうするの?こうした方が良いんじゃないの?答えてよ!教えてよ!と、率直に主張すれば良いが、変な左翼集団に取り込まれたり、影響を受けたりしてしまう。いくつかの主張が正しくとも結局同種のものと判別されて、やはりただのエネルギー放出か陳腐なサークル活動にしか思われない。

本来、右翼(保守)とは歴史の連続性を大事にすることで、左翼(革新)とは新しい考えを重要視することだ。
日本はどうだろうか。見える範囲ではどっちもデタラメである。

安全保障や国防のためには戦争も辞さないというのが保守というわけではない。
戦争反対叫ぶのがリベラルというわけでもない。何だかんだで左翼と言われる人達の方が過激で暴力的だったりする。

ところで、戦後、我が国が自ら望んで「戦争に参加」したことが無いわけではない。
後方支援にせよ、イラク戦争において何の大義名分も無いまま米国を支援したことで、既に戦争に参加している。
ただ、戦略的・戦術的に積極的な戦闘行為をずっと避けてきた。
これをやっていないし、これからもやらないから、違憲では無いというのが現政権の主張である。

戦争したくない!という感情と、問題に対処するのは別である。例えば、PKO活動や戦闘地域からの邦人救出には道義があるし、仕掛けられた戦闘に反撃するのも正当である。

それらの点に関しては憲法を改めるべきだと思う。だが、同盟の名の下に米国の道義の無い戦争行為に加担するのは全くもって義に反する。我が国全体がそれでも必要だと言うのなら、それもやむ無しだろう。民主主義なのだから。

しかし、それなら憲法改正の正規の手続きを堂々と行うべきだ。
今の「戦争法案」は解釈の範疇を大きく逸脱している。

だが、問題の根っこはそこじゃない。

問題の本質は、何でそんなことをしたいのか?ということなのである。

目的は国防と安全保障だ。

国防のためには抑止力がいる。
こっちが戦おうとしなければ相手も攻めて来ないというのは妄想である。

国連加盟国であり、ほぼ戦力を持たなかったチベットを蹂躙し、虐殺し、民族浄化を進めている国が隣にあるということや、それに対して国連は何も手出しできなかった事実を認識した方が良い。

日本の場合、現在の仮想敵国は主にその隣国であり、または資源・エネルギー供給を脅かすなど経済を致命的に阻害する何かしらの勢力だ。冷戦中はもっと緊張状態が大きかった。

その国防を安全保障を他国任せにしている現状をどうするかの問題だ。

他国任せにしている以上は自国都合だけではどうにもならない。対価が必要である。
国内に基地を提供し、資金も出さなければならない。

そして、現政権はそれに加えて米国が世界中で行うあらゆる軍事行動にまで支援をしなければ、米国に見捨てられるとまで思っている。真面目に。
それでも、隣に有名な格闘家が住んでいるから暴漢が来たら守ってくれるだろう程度のな淡い期待しか持てないというのに。

周辺有事を恐れ、過剰に親米追随する現状こそを議論すべきなのである。

自前でやるのか、明確な線引きをやるのか、日米地位協定を見直すのか、安心して平和に暮らすためにどの選択肢を選ぶのか。
安全保障に対する主権を回復するのが先決だ。

その覚悟も無いくせに戦争したくなくて震えるな!

そうじゃないと、道理も義も無い戦争に本当に巻き込まれるぞ。



え6月になると、南紀串本ではアカイカ(マルイカ)が釣れるようになります。

それ自体も大変美味しいイカなのですが、贅沢にもこれを餌に、しかも生きたまま投入するという釣りがあります。

狙いは、今はカンパチなどの回遊魚がまだ回ってきていないので、もっぱら大型根魚です。

船はいつもの久美丸さんです。

お馴染み、たんパパさんと一緒に乗り込んで来ました。

タックルはクエのようなモンスター級にも対応できるもので、

剛樹スタンディングバイトNS16にオシアジガー5000PにPE10号、仕掛けは胴突きのハリスは30号、針はインターフックのLT21です。
錘は150号です。

AM5:30出船。

この日は風がやや強めでウネリも大きく、関東の一般的な船からすれば小型の久美丸は大きく揺さぶられます。

殆ど船酔いしないんですが、久々の外洋だからなのか、何回かマーライオンしましたf(^^;

当日のチャンスタイムは8:30頃。

水深110mを手巻きで攻めますが、カワハギ系とおぼしき魚にイカがかなり虐められて、毎回ボロボロにされて帰ってきます。
なかなか渋い展開の中、たんパパさんにヒット!!

人生初となるマハタをゲットです♪





そして、チャンスタイムの時間にDフォレにもヒット!


65cm、4.3kgの大ハタを仕留めることができました。




その後はアヤメカサゴなど追加して、餌のイカが無くなった12:00頃に沖上がり。





夏シーズン初回から二人とも良い結果を出すことができました♪
次回はインデペンデンスデイ。

今度は是非とも青物を仕留めたいです( ☆∀☆)




5月の連休は毎年恒例の、吉祥寺みこし鴨川遠征ということで、車で関東へ。
海狩人の面々とお会いすることもでき、楽しいGWとなりました。








その後はこんな大会がありまして↓





予行演習ということで、1週間前にたんパパさんからお誘いをいただき、初めてのタイラバ船に乗りました。

船宿は垂水港 海神丸(岡田)です。
ここの船はみんな海神丸と名乗っており、船長の名前で見分けるそうな。

天気は雨でしたが、関西の船は屋根が付いてるので楽勝♪とはならず、風で割と濡れます(^^;

20~25mくらいのポイントで小手調べした後、淡路島、明石海峡大橋方面へ移動。
ここは40~65mくらいの駆け上がりのポイントで、潮も激流だったり、巻き潮だったりで難しいポイントですが、その分期待も大きいです。

最初のアタリは底から10m以上巻き上げたところで、引ったくるような感じ。ユルユルのドラグが出されまくり、ラインブレイク。どうしようもなかったですが、リーダーは残ってきたので、そのまま再開。

しばらくまったり時間が続き、睡魔に襲われかけた頃に、たんパパさんに小鯛。

そして、今度はDフォレにもヒット!
ガガガ!と来てブンブン首を振った後、シャーーーー!っとラインが出て行きます。
こりゃあ間違いない(  ̄▽ ̄)




55cmくらいの立派なオスの真鯛でした。

初めてのタイラバで良型の真鯛が釣れました(^.^)


それからは、アタリはあれど乗らず、沖上がり。

こりゃあ本番も行けるな。

鳴門海峡で、気合い十分で、準備万端で、船長やる気満々で、、、、



はい、ものの見事に撃沈ーーー。

まあなかなかそんなにうまいこといきませんよね。

さて、夏シーズンも始まります!
今年こそは。。。
     
会社の上司に教わった、いわゆるダンゴ釣りですが、今回はいつもの南伊勢ではなく、単独で和歌山県の湯浅町まで行って来ました。
船宿は以前にもカワハギ釣りで乗ったことのある、かるも丸さんです。


昔、『釣りバカ日誌4』で和歌山の筏釣りシーンが出てきました。同じ場所ではありませんが、似たような感じです。
っていうかこれを見て筏釣りに興味がずっとあったとも言って良いとおもいます。


夜明け頃に出船ということでしたが、5:30頃の出船でした。




初めての場所なので、乗る筏は船長に選んでいただき、先日釣れていたという「マタギ筏」に降り立ちます。
人数が少ないので貸し切り状態です。






ダンゴの配合は以下の通り
・パワーダンゴチヌ
・チヌパワー
・荒びきさなぎ



※写真は拾い

付け餌&アンコ餌
・オキアミ
・活きサナギミンチ激荒
・ボケ

渡し賃は4000円ですが、なんやかんやけっこう費用もかかるという(^^;

朝一は前日の餌に寄ってきているチヌをボケで狙うのがセオリーらしいのと、潮が全く動かなかったので、ガン玉2Bとボケだけで完全フカセで狙います。

あ、ボケというのはこういうやつです。



別名紅ジャコで、どうやらヤドカリの仲間らしいです。

筏釣りの竿の穂先はキス竿やハゼ竿、磯竿とは比較にならないほど細く、ワカサギ竿並みでしょうか? 軽いボケの動きもとらえます。

途中、ダンゴを何個か沈めて煙幕を作り、チヌが好むとされる環境を演出します。

そんなこんなで5投目。

ククッというアタリ。
ボケ餌の時に即合わせが禁物なのは前回学習済み。
竿先がクン!と引き込まれた瞬間に思い切り合わせて、ファイト開始。

チヌ用のリールはドラグ機能が極めて弱く、クラッチを切らなくても糸はズルズル出るし、逆に、ハンドルとスプールが完全リンクしているので、巻いている時は全く糸が出ません。
つまり、大きいのが掛かったら腕の動きや糸を出していなして、1.5~2号そこらの糸の限界にハラハラしながら巻き上げるしかありません。

能書きが多くなりましたが、そんな超ライトタックルでのやり取りと、澄み潮なので水面下で暴れるチヌがよく見えて非常に楽しいです。
そして、生まれて初めて筏釣りで釣ったチヌは39cmのまずまずのサイズ。




それ以降も時合を逃すまいとボケで狙いますが、大きなショウサイフグが何度も邪魔します。針がプチプチ取られるので、たまりかねて本来の付け餌をダンゴで包み込む本来のやり方で狙います。

しかし、反応ゼロ。餌取りも皆無。

取り憑かれたようにダンゴを打ち、繰り返すこと2時間。
飽きてきたので、携帯コンロでコーヒー沸かしたり、スープを飲んだり、エギングをしたりしてましたが、気配無く、またひたすらダンゴを握って落とし、握っては落とし、、、。

天気が良くて、風も心地好いくらいなので、ウトウトしたしつつ、付け餌をオキアミ→サナギ→コーンとローテーションしていましたが、そろそろ良いだろうと、温存していたボケを付け、潮が速くなっていたので、ダンゴ包んで投入。

ダンゴ壊れた直後、アタリがあり、今回も竿先がクン!と入るまで待って合わせ。
1枚目と同じくらいサイズでした(^-^)v
それ以降は再び沈黙。

夕方の時合に期待して粘りましたが、結局それ以降はアタリさえ無く、17:00沖上がり。

そもそもあまり釣れていたわけではないので、筏では2枚でも好釣果だったみたいです。ホームページに載せていただきました。



今度磯にも乗ってみようかな♪