何だっていつもこんなに渋い日に当たるんだってくらい釣り運に恵まれない今日この頃です。
さて、シマアジ釣行ですが、今回もTEAM OROCHIさんと海正丸さんにお邪魔して来ました。
天気は快晴。
風もそこそこ。
前日は水温が上がって貧果だったそうですが、果して…。
AM5:30出船
釣座は右舷艫からOROCHIさん、自分という並びです。
AM6:00釣り開始
指示棚は10m~5mとのこと。
潮下ということでOROCHIさんが仕掛けを落としてから自分が投入すると良いとのこと。
しかし、暗くて見えん!…は経験済み。
リーダーはきっちり3mなので、そこから手元の糸で棚取りします。
横目にOROCHIさんの竿先にアタリが出るのが見えます。
「だめだ乗らなかった!」
続いて自分も指示棚下限に仕掛けを合わせます。
ガッガッ
同じくアタリがありますが、じっと待っても食い込みません。
それから水面下5mくらいにウスバハギの群れが現れ、コマセに居着きますが、さして邪魔するわけでもなく針付きのオキアミには見向きもしません。
ウスバハギなんてどうだっちゃ良いんですけど、2投目以降アタリも無く、餌取りもほとんど現れなくなりました。
船長「水温下がっちゃったね。」
昨日は上がって、今日は下げ。その変動幅は±2℃です。魚にとっちゃ小春日和から猛暑、そして急転直下に寒波到来みたいなもんです。そりゃあ食欲も失せますわな。
潮も効かないし、実際食い気無いし…で
OROCHIさん「じゃあ諦めましょうかf^_^;」
「ええ!?まだ開始20分ですよ。」
安西先生~!シマアジが釣りたいです。
それから実際に1時間以上コマセ撒いては手返しを繰り返して、
アタリ0と虚しい時間を過ごします。
OROCHIさんがベラを釣って
「これでボウズ無し!…でいいよね?」
「OROCHIさんがそれで良いなら(笑)」
という既にグダグダな状況。
そしてAM7:50頃に船中で小型のシマアジが上がり、自分にも待望のアタリが…
ガッガッ
ガッガッ
2匹がアタックしてきた感じですが、食い込まずに去って行きました。
最初で最後のアタリだったかも…そんな矢先でガッガッと前アタリとともにズン!と何かが乗りましたが、カワハギ君。もう君は来んでよかごたぁよ…。
ということで、こうなりました↓
そのハゲ皮を海に捨てていると、胴の間でまた小型のシマアジが上がり出す。
慌てて手返し。
13mまで落として、2m巻いてコマセを振り、1m巻いてゆっくりと誘い上げると…グン!!
前アタリ無しでしっかり乗りました。
引きは大物ではないものの、確かな手応え。
難無く巻いて、海面下で元気に泳ぎ回る魚体を見ると
「シマアジだ~!」
上がって来た獲物は紛れもなく狼の子供でした。
大きさはともかくこれでやっと、シマアジを釣った人になれました♪馬鹿にされるかもですけど、本当に嬉しいですよ。
それからメジナ君を追加しただけで、最後まで巻き続けた計9kgのコマセに狼は
今日も現れることはありませんでした。
前回より渋い日で、釣果も餌のオキアミを入れるために持って来たフリーザーバッグに3匹とも収まっちゃう始末。
南房のシマアジも1月、2月は禁漁。釣況次第で今月どこかで行けるかな。
未だ見ぬ狼を追って。今日はその咆哮を微かに聞き取れました。