測量ってよくわかりませんよね?簡単に説明いたします。

 

Q

測量っていろいろ種類があるんですよね?何がちがうのですか?

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A

「一筆地測量」「復元測量」「現況測量」「高低測量」「真北測量」等があります。これらの測量の基礎になるための測量が「多角測量」等になるかと思います。

測量方法としては、トータルステーション(測量機械)、GNSS等があります。

 

〇「多角測量」は測量機械の観測により、既存の基準点を利用して新たに基準となる点を作成する測量です。これらの多角点等を使用して筆界やその他の構造物の相対的な位置関係を座標で表示していきます。

 

〇「一筆地測量」は上記の多角点等を使用し筆界点、分割点、復元点、現況物等を測量して筆界の検討や位置を測定していきます。

〇「復元測量」は既存の資料に基づき、亡失した筆界点を復旧する測量になります。

〇「現況測量」は境界線付近建物、擁壁、側溝、マンホール、のり面などの現況の図面になります。また、境界が越境している場合は図面で状況を示図したりして、当時の

土地の状況を把握することができます。

〇「高低測量」は本件地及び周辺の高さを表示します。建築、開発の際に必要になるかとおもいます。

〇「真北測量」は太陽観測により計算する方法と公共基準点から計算して求める方法があります。※磁北ではありません。

 

※ご参考頂ければ幸いです。