$angle 筒井カメラマンのブログ


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佐久島には古くから、ある言い伝えが残されている。

普通の弁天様は琵琶を持っているが、
ここ佐久島の弁天様は他の弁天様とは違い、
八本の腕に剣や弓矢、鉄の輪などを持って、お顔こそやさしげながら、
かなり凜々しい尊容。

これは奈良時代の初め、諸国に国分寺を造ったときの古いお経、
「金光明最勝王経」にかかれた古い姿で、
このお経では四天王と弁天様を尊べ、と説いている。

全国にある弁天島10カ所の一つで、特別な弁天様なのです。

もとは筒井家初代が、僧の姿で紀州より この佐久島に渡り、
この小島を筒島と名付け弁天様を筒井城のある大和国より運び
奉ったのがいわれとされています。



そして、問題の言い伝えは・・・

「昔、島のはずれの筒島に、渋谷九郎という甲州武田の家臣が戦に敗れて落ちのびてきた。
救いを求めて弁天様を拝み続けるうち、だんだんとその美しさに心を奪われるようになり、弁天様を独り占めするため、きらきら 輝く目をえぐり取ろうとした。そのとき弁天様の右目から血がほとばしり、九郎は急に胸が苦しくなって苦しみぬいたという。 今でも弁天様の右目には、血の涙を流したあとが残されている。」

他にも、本土から来た者が、弁天島にあったキレイな石を持ち帰ってから、原因不明の高熱が出て苦しみ、言い伝えを聞いた人の勧めで石を返したところ、すぐさま治ったという話などが幾つもある。


弁天様が奉られている筒島の石など物を持って帰ると、
必ず祟りがあるという言い伝えは今も受け継がれていて、
地元の者は絶対にその言い伝えを守って、小石一つ持ち出す事は無い。



何故こんな話を長々と書いたかというと、

昨日佐久島から帰って、夜に息子のヨースケが一緒に風呂に入ろうと、
しつこく言ってくるので、何か有ると思ったら、
弁天様に初詣に行った時に、島から石とか絶対に持ち出すなと教えてあったのだが、
キレイな貝殻があって、二個拾って母親に預けて持ち帰ってきてしまったと・・・
後で祟りの話を思い出し、怖くて相談したかったという訳だった。

息子は涙目で、僕は悪い事するつもり無かったんだけど、
どうしたら良いか分からないと不安でいっぱい

私は、お前は筒井家の血をひく者だからチャンと返せば大丈夫だよ。
いま佐久島の弁天様のお世話係は、お前のお婆ちゃんだから、明日手紙を書いて、
お婆ちゃんに送って弁天様に返して貰おう。
今夜はお父さんが何時も持っている、大事な弁天様のお守りをお前に預けてあげるから、
寝る前にお守りに、明日チャンと手紙書いて一緒に返しますと言って寝なさい。
そうすれば絶対に大丈夫だから・・・と言うと、安心して布団に入って寝ました。

毎年8月16日が大祭日と定められていて、本開帳は巳年と決まっているので、
今年が12年に一回の本開帳の年になります。
お盆の帰省に合わせて息子達と祭りに参加し、お参りしようと思っています。


夏になると、この島には白蛇がいて、たくさんの人に見られています。
白蛇を見ると良い事があるとも言われているから、一緒に見られると良いです
(笑)