今日も読んでくれてありがとうございます。

 

今回、人生のどん底から立ち直ったクライアントさんの許可を得て

ブログを書いていこうと思います。

 

のつづき

 

彼女は早く目が覚めると

布団の中でのどんよりした気分を

1秒でも早く抜け出すかのように

瞑想を始める。

 

六方拝と言って

いろんな人やモノ、全てに感謝する。

 

始めはできなかった

嫌いな人に

「成長させて下さって有難う。幸せでありますように。」

と感謝する部分。

ただ思うだけでも時間がかかった。

この嫌いな人は夫ではなく

職場の上司。

 

この時、まだ夫には感謝しかなかった。

 

最後に自分の心地よい場面を想像して

いい気分で現実に戻る。

10分程度であるが、とてもいい気分で1日を始めることができた。

そんな感じでなんとか1日1日繋いで行った。

 

6か月ぐらいまでは休日がとても苦痛で

気分がもっていかれる時もあったが

それ以降は少しずつ自分を取り戻せるようになった。

 

いろんなことが見えるようになり

こんなことにならなければ早かれ遅かれ自死していたと気づいた。

いつのまにか自分の足で歩くことがわからなくなり

自分の本音がわからないまま

自分のやりたくないことを自分にやらせ

努力しても上手くいかず

自分と本当の願いが分離していたことにも気づかない。

なんかおかしいと思いながらも

手にしたものを手放す勇気もなかった。

 

そんなことに気づかせてくれた今回の出来事には

感謝しかないと彼女は笑った。

 

本当に消えてしまうかと思うぐらいの状況から

ただ時間が過ぎただけでなく

この出来事には何か意味があると

あきらめなかった彼女はよくがんばった。

 


彼女の学んだこと

自力で頑張るよりもお任せが1番簡単で楽であること。

瞑想は安定剤。

どんな状況でも「自分がどうしたいか」聞くことが大事。

自分の想像の外側にもっと大きな可能性がある。

不安は全て妄想である。

 

 

 

 

おわりに

 

自死してしまう人は

死にたくて死ぬわけではなく

身体と魂が本当に分離しようとするので

自分の意志とは関係なく

本当にどうにもならないぐらいもっていかれると

彼女は教えてくれました。

分離は自分を責めることから始まります。

責めているという意識がないところでも起こります。

どんどん心が壊れていきます。

どうか自分の1番の味方でいて下さい。

信じてあげるところから力を取り戻せます。

今どんな状況であっても。