セカンドオピニオン | ソプラノ歌手Angiu(アンジュ)のブログ

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歌のライヴ・コンサートの予定や、日々の出来事を綴ります。

乳がんが発覚した時、

ある癌経験者の知人が言ってくれました。


「一つの病院で決めずに、

セカンドオピニオンをつけたほうがいい。

わたしなら、3人には診てもらうな」


結果、わたしは4人のドクターに意見を聞き、

転院も決意し、ドクターを選択しました。



今となっては、

ひとつで手を打とうとしていたことが

信じられません。そのくらい、

医者によって、意見も方針もバラバラ。


「治療を選べる」

この国で許されている、幸せなギフトです。

大いに活用してはいかがでしょうか。



また、複数の意見を聞くことによって、

自分の中の価値観が定まるのも、

セカンドオピニオンをするメリットです。


手術で優先したいのは何か。

(もちろん第一は自分の命ですが)


再発リスクの低下なのか、

回復までの早さなのか、

生活クオリティの維持なのか、

他にも人によっていろいろあるでしょう。



今の時代、セカンドオピニオンを断る医者なんていません。そのくらい、当たり前なこと。


もし、セカンドオピニオンをつけたいといって

嫌な顔をされるドクターがいたら、

そここそ、かからないほうがいいと

私は思います。




セカンドオピニオンを行う時に大切なこと


セカンドオピニオンでまず聞かれるのは、

どこの病院にいってるか。


病院名だけでなく、

先生の名前まで伝えることをお勧めします。



実際に、病院名だけを伝えて

転院を打診したら

断られたケースがありました。


セカンドオピニオン先の先生が、

その病院に後輩がいて、気を遣ったのです。


実際、わたしがかかっていた先生は

全く縁のない人だと、

後からわかったのだけど。。悔しい。


病院名だけ伝えた時と、

ドクターの名前まで伝えた時では、

セカンドオピニオンの先生の顔色が

変わったこともありました。



歌のコンクールと似ています。

〇〇先生の生徒さんか。ではこの点数で。

〇〇先生の患者さんか。では転院は受付不可。


白い巨塔は、どうもある。

名医に恵まれるかも、運次第です。




わたしの乳がん

ルミナールA

ホルモン陽性型

1.3㎜〜1.7㎜の小葉癌



アンジュ