現実逃避
書きたいことが沢山溜まっています。
ホント、思うようにいかないことばかり・・・中学受験に関して。
ヘドロのような愚痴を吐く前に、さわやかな?ことを書きましょう。
4/14(日)、お友だちがSAPIXオープンを受けている時間に、我が家は首都圏模試(合判模試)を受けてきました。
首都圏模試は、自宅受験も可能ですが、やっぱり会場受験を経験して、本番の受験に慣れてもらおうと、今回(2回目)も会場受験にしました。
首都圏模試受験を申込む時点では、まだSAPIXをやめる予定ではなかったのですが、我が子の実力でSAPIXオープンを受けても意味がないなと思っていたし、行ってみたい会場(中学校)での試験時間が午前中だったので、4/14(日)は、首都圏模試受験のみに決定。
5年生の9月に首都圏模試を受けたときは、単純に午前と午後の2回受験という練習をしてみたかったというのが主な理由で、午前にSAPIXオープンを受けて、軽く食事して、午後受験は電車で移動しやすい会場を選んだのですが、なんと、その会場だった中学校を我が子が気に入りまして。
「そうか、学校に行くことで、その学校を好きになる」という事があるのか!
と、そこで、今回は我が子の実力よりもちょい上の中学校を受験会場にしたいと探したのですが、残念ながら、丁度良い場所がない(学力的じゃなくて地理的に)。
しかし、時間はちょっとかかるけど、乗り換えは楽な場所に、あったのです。
そう、渋幕が!
母は、憧れます、渋幕。
一度行ってみたかった。
残念ながら、我が子の志望校候補として見学に行くご縁は無いから、この機会を利用して行ってみたい!
そして、
前回の様に、会場受験をきっかけに、「この学校に行きたい!」と我が子が言い出し、勉強に目覚め(以下、妄想のため省略)・・・
まっ、渋幕に行くことは無理でしょうけれど、憧れて勉強すれば、今より学力は上がるかも!?
という、神頼み的な期待を持ち、受験会場は渋幕を選びました。
校門に面した道は桜が咲き誇り、「ああ、この門をくぐりたい」と思わせるにはぴったりの情景。
門を入れば、「土の第2グラウンド」
都内の学校は、校内が狭く、グラウンドも小さい。素材も人工芝だったり、ゴム製だったり。
我が子の小学校の校庭も土ではありません。
「転んでも、痛くないよ(いや、転べば痛い)」なんて、入学式で6年生は言っていましたが、田舎育ちの母は、洋服が汚れても良いから土のグラウンドがちょっと恋しい。
校舎裏には、人工芝の広い第1グラウンドとテニスコート(3面あるんですよ)。
体育館も2つあるし、天文台もあるんです。
受験生は、広い石段を上がっていきましたが、親は田村記念講堂へ。座り心地の良い椅子でした。
最初の話者は、首都圏模試側が用意した方で、2024年の受験動向みたいなお話。
同じ話を同じ方からどこかで聞いたような??
次は、学校紹介。
話者は、渋幕の校長補佐だったか?広報担当だったか?すみません、そういうのをちゃんと覚えて来なくて。
でも、スピーチは慣れていらっしゃるな(当たり前か)っていうか、スティーブ・ジョブズみたいに・・・いや、ジョブズに例えなくても良いんですけど、日本の方って、演台の前にずっと立ったままお話になりますが、外国の方は動きながら、観客に話しかけながら、お話されますでしょ。
ジョブズほど歩き回りませんが、少し演台から離れて、少し話しかけて・・・日本の慣習を守りつつちょっとオリジナリティをだす的な。
学校の教育方針やカリキュラム、授業の紹介をしてくださったのですが、色んな著名な方々が、講演に来てくださっているそうです。五木寛之、大江健三郎・・・etc
そして、
多くの卒業生も後輩たちのために講演をしてくれているそうです。もう、その話をする先生が笑顔でうれしそうで、「それ、カリキュラム紹介というより、完全にうちの子自慢ですよ」と言ってあげたくなるほど、学生たちへの愛情があふれ出ていました。
先生も学生もこの学園が大好きなんだなーというのが、本当によく伝わりました。
「数量限定ですが、学校紹介のDVDを貸し出します」とおっしゃったので、借りて帰りました。
「学校紹介をホームページにあげるという方法はありますが、そうするとビデオ出演に協力してくれた学生に申し訳ない」
「DVDだって、コピーしちゃえば同じだろう」という人もいるかもしれませんが、誰に貸し出したかちゃんと管理されていますから、そこまでして悪用する人は借りないでしょう。
ホームページにあげてある動画は、確かに、悪用しようと思えば、DVDより簡単に悪用できますからね。
学生の事を考え、ホームページでの公開はせずに、希望者のみにDVDを貸し出しているんだそうです。
我が子にそのことを話したら、
我が子「いい学校だね」
って言ってました。
我が子と一緒に見ましたよ。
ホント、素敵な学校でした。
我が子もそう思ったようです。
卒業式後のインタビューかな?
学生「みんな勉強するのは当たり前のこととして、その上で部活や(以下省略)」
勉強することを苦痛に感じていない、息をするのと同じような感覚(いや、言いすぎか)で、部活やボランティアやetc 自分の好きなことを思いっきりやって、進学する姿はまぶしすぎました。
学生の顔がね、もう我が子と違って知的です。
我が子・母「いいね、この学校」
と思ったけれど、
「目指したい!」と思うには、あまりに遠すぎました。
ま、アイドルに憧れて、キャーキャー言うみたいな。
たまには、そんな時間があっても良しとしてください。