我が子の気持ちです

 

 

「転塾するなら」という話をしてくださった先生は、「中学受験をすると覚悟を決めたなら、どこの塾であろうと死ぬ気で(と言ったかどうかはわかりませんが)やらなくちゃだめだぞ」と喝を入れてくださっただけですからね。

我が子が先生の話を切り取って私に伝え、私がまた、我が子の話を切り取って伝えってまるで芸能ニュースのゴシップみたいに、「下位クラスの先生は転塾をすすめるらしいわよ」なんて、話が校舎長に伝わったら、先生が怒られてしまうわねーと今頃になって思っちゃいました。

「転塾」なんて、商売としてはマイナスですものね。我が子、身バレしてませんよね?熱意のある先生がお叱りを受けたりしないように、我が子の校舎がどこかなんて探さないでくださいね^^;

 

でも、先生がそうやって「渇」を入れてくださったので、我が子が(恐らく)初めて自主的に理科の復習をしていきました。

 

我が子「説明は読まないで、まず問題を解く。それから、間違えた問題を見直す。デイリーチェックも全問やる」

 

相変わらず、私の言うことは聞かないけれど、先生がおしゃったことは素直に受け入れる。

 

我が子「(デイリーチェックはやれなかった)宿題全部できなかったけれど、やったところだけでも見てもらえますか?」

って言ったら、先生はちゃんと見てくださって、

先生「(時間が無いときは)デイリーチェックは全部やろうとしないで、1・2・・・・だけやればいいよ」

と、アドバイスをしてくださったそうです。

 

だから、ママが同じことを言って・・・

いいです、いいです。誰のアドバイスだろうが、ちゃんと聞く耳を持ってくれるなら。

 

下位クラスの先生は、温かい先生が多い気がします。

直接お会いしたことは無いですけどね。

「お前たち、頑張れよぉ、いつまでも、このままじゃいかんだろう」という気持ちを根底に持ってくださっている気がします。

我が子の話しぶりからの私の想像ですけどね。

 

だから、我が子は下位クラスでも、SAPIXが嫌いではありません。

ただ、やっぱり下位クラスでは肩身が狭いらしく、

(SAPIXに通っている(同じ学校の)友達は、みんな中堅以上のクラスだから)

我が子「SAPIXの下位クラスは、他の塾なら真ん中ぐらいなんだってよ」

と口にすることが良くあります。

恐らく、学校で友達がそう言って慰めてくれるのでしょう。

また、マンスリーテストの国語の偏差値が50を超えている時には、

我が子「SAPIXの偏差値は+10して良いんだって。だとしたらさぁ(国語の偏差値)すごくねー?^^」
(他の教科の偏差値については触れず…そりゃ触れたくないだろうね)

と、嬉しそうです。

クラスの位置づけがどうのこうのとか、偏差値がどうしたという話は、私からしたことは無いのですが、小学校の友達同士でそういう会話が飛び交うらしいです。

なので、

(同じ小学校の)クラスメイトから見た自分が、気になるらしいのです。

マスター先生にも、10分見て頂いただけなのに「プライドが高いお子さんじゃないかな」って言われたことがあります。

だったら、頑張れよーと思うんですけどね。

気持ちだけ空回りするのでしょう。

 

我が子「SAPIXに通っているっていうのが、唯一の自慢だから」

私「自慢って何?」

我が子「SAPIXに通っているっていうだけで、友達がすごいねって言ってくれる。」

 

唯一って^^;

自慢って^^;

 

だからSAPIXをやめたくないという気持ちとやめた」いという気持ちの両方があるそうです。