我が子が私に、授業形式で説明してくることです
理科は私も得意じゃないし(「他は得意か?」と聞かれると黙るしかないけど)、我が子にアドバイスできないので放置だったのですが、算数と同じ状態、つまり、取り返しがつかない状態になりつつあるというか、既になっている。。。
ということで、
10月マンスリーの算数と同じ手法。
好きな単元だけ頑張ろう作戦!
私「No30~33の中で、好きな単元を選んで。できたら、2つね。1つは危険すぎるから」
我が子「てこ、滑車と輪軸」
へぇー
じゃないですか?
算数苦手なのに、計算出てくるでしょ?
聞いてみないとわからないものですね。
ということで、日曜日にやってみました。
私「1⃣~8⃣まで、自力でやってみて」
はーい、全然解けませんでした。
私「答えと解説を見ながら、間違えたところを理解して」
解答と解説を見て復習した後
我が子「わかったから、教えたい」
というので、仕方がない。
私が時々書いている「説明授業」というのをやってもらいました。
私は後輩を指導しなければいけない時に、「できない人は、フォローがあればできるに。フォローがあればできる人は、自分で出来るに。自分で出来る人は、人に説明できるに、なろうね」というのですが、自分ではわかっていることも、人に説明するのって難しいんですよね。
人に説明しようと思えば、たくさん調べるし、人に説明していると自分の理解も深めるし。
我が子が「できる」と言っているけれど、「覚えただけ」だなと思う時に、「じゃあ、説明して」というのをやるんです。
でも、結論を先に言うと、
大人の様に、「説明するために、たくさん調べる」なんてことを子どもはしません(我が子の場合ですが)。
理解したことを説明するのではなく、覚えたことを話しているだけです。
まっ、でも、「覚えた」ことの記憶が深まるので。
それと、我が子の場合、モチベーションが上がる。
まだ、幼いので「ごっこ」が好きですから。
先生ごっこ。
ちょっと、イラっとするときもありますけどね。
「ごっこは求めてなーい!説明しろ、説明を!」って(心の中で叫んでいます)。
でも、面白いですよ。
理解したことじゃなくて、覚えたことなので、「ああ、先生がそういう口調だったんだろうな」とか、「こういう図を描いてくれたんだな」とか、完コピは出来ないけれど、先生の真似だなと思う個所が随所にあります。
学習は、インプットだけでなくアウトプットもあると効果が高まると個人的には思います。
本来は、そのアウトプットは、問題を解くで満たされると思うのですが、我が子の場合、問題を解くことに、まだ快感を得られていないので、「説明授業」でアウトプットして、「先生みたいに説明出来て楽しかった」という快感を得ています。
問題を解いて、快感を得る。そして、更なる難問へ挑戦!
というスパイラルに入ってくれないかなと願うのでした。
期間限定だったのかな?SAPIXのシールを集めてもらってきたホワイトボードを使って、説明してくれる時もあるのですが、しっかり「ごっこ」をする時には、静電気でくっつくシートというのがあって、それを使います。