満足

 

昨夜、コスモプラネタリウム渋谷に行きました。

 

 

結論を先に言うと、とても良かったです。

私の目的にピッタリ合ってました。

 

私が行きたかったプラネタリウムは、音楽と星空のコラボとか俳優や声優がナレーションしてくれるとか、そんな色気のあるものじゃなくて、今授業で習っていることをそのまま天空で見せてくれるシンプルなもの。

「はい、これが北極星。この7つの星、そう北斗七星」みたいなのをずっと探していたんです。

 

私、小学生の頃は勉強が得意でしたが(←自分で言うか)、「星」は苦手でした。

机上のテストは、OKですが、空を見上げて、どれが北極星か、北斗七星かわからない。

夜空を見ても、星座がわからない。

地上から、「ほら、あの明るい星」と指さされても、どの星を指しているやら。

私が思っているのとあなたが指さしているのは同じ星?

子どもの頃、どうも、腹に落ちた感が無くて。

だから、それをスッキリさせてくれるプラネタリウムに行きたかったんです。

 

今日は、プラネタリウムの話だけ書きます。

 

以下、ネタバレ含むので、行く予定にしている方はお許しください。

 

始まる前に投影されていた映像。解説員によって、異なると思われる。

 

 

私達が行ったのは、19時から始まる「今夜の星めぐり」です。

その日の星空や天文現象をコスモプラネタリウム渋谷の解説員が解説します。

 

 

最初に、その日の月齢にあった月と太陽が渋谷の空に映し出されます。

北に新宿のビル群、西に富士山の影も見えます。

 

太陽が西に沈むところから始まります。

そして、

目の前には20時の渋谷の夜空が映し出されます。

 

19時から始まって、上映は40分間。

 

私達が上映を見終わって、外に出て空を見上げると見える夜空を映してくれているのです。

外国の星空もキレイだろうけれど、今、私が見ることのできる星空。

それを見せてくれるのがリアリティがあって、大満足の理由の一つです。

 

星の話が始まります。

今映し出されている中で、一番大きく明るい星。月。

月の満ち欠けの等、月にまつわる話をしてくれました。

 

解説員「月の周りで明るいなと思う星はありますか?」

我が子は、私の耳元でに小声で言います。

「ほら、あれ、アンタレスだよ。さそり座」

 

解説員「この赤い星、アンタレスと言います。アルファベットの J をちょっと歪めた感じ、さそり座です」

 

暗闇で見えませんが、我が子のどや顔がわかります。

 

我が子「ほら、あそこに夏の大三角。ベガ、アルタイル、デネブだよ」

我が子「あっちは、北斗七星」

 

我が子のつぶやきの後を追うように解説員が、

「ここに夏の大三角。ベガ、アルタイル、デネブ」

「こちらは、北斗七星。この星から約5倍伸ばしたところに。。。」と説明してくれます。

 

我が子にとっては、自分が覚えたことを「そうだそうだ、その通りだよ」と解説員が言ってくれているように聞こえたのではないかと思います。

 

もちろん、解説員は、おおぐま座とこぐま座の物語や、なぜクマのわりにしっぽが長いのか等の星座にまつわる話もしてくれます。

 

見たかった星座が360度、一同に見えて(季節や時間によって隠れて見えない星座もある)我が子は大満足。

 

私もすっきり。

プラネタリウムでは、ポインタで、はっきり「この星」って指してくれますからね。

私が思っている星とあなたの言ってる星は同じねってわかりますから(笑)

 

我が子にとっての初のプラネタリウムが(学校の出前授業でミニプラネタリウムは経験済み)、この内容で良かったと思いました。

親子でプラネタリウムにはまりそうです。

2回目以降は、音楽とのコラボであったり、宇宙の始まりの話であったり、色気のある内容で良いと思っています。

 

ちなみに、料金は、一般600円、中学以下300円。
ネットで事前購入できます。

席は予約ではなく、先着順なので30分前に着いていれば、特等席に座れます。

昨日は、半分くらい空席でしたし。

「今夜の星めぐり」は、8名の解説員が解説してくれるので、違う解説員の回に行ってみるのも面白いと思いました。

また、「今夜の」ですから、時期をずらすと同じ解説員でも違う話が聞けるんだろうなと思います。

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