SAPIXに入っておいて良かったと思うこと

 

 

母は、父が亡くなった後、同じく未亡人になった親友と麻雀教室に通っています。

 

私「麻雀でもやろうか?」

というと、

母「あら?あなた出来るの?」

と嬉しそうに、牌(麻雀パイ)と炬燵の天板(裏が緑のフェルトみたいなやつ)をいそいそと持ってきます。

 

私たち姉妹は、小学生の頃に父に教えてもらっているので、あがり手は一通りわかります。

点数の計算まではできませんが。

 

母が嬉しそうに、我が子に教えてくれます。

学童で子ども用の麻雀ゲーム(ドンジャラ?)をした事があるのか、我が子は1回やればなんとなく理解します。

 

麻雀ばかりだと子ども達が飽きるので、妹が持って来てくれた子ども向けのカードゲームもやりました。

 

妹は恐らく私以上に、知育グッズが好きです。

次の2つを持って来ていました。

 

京大・東田式 頭がよくなる都道府県ゲーム

幻冬舎 エルカミノ式 計算と図形につよくなる算数パズルゲーム

 

小4で都道府県は習いますから、姪っ子も我が子も要領を得ていますが、老いた母は「オールマイティ」カードがよくわかりません。

 

我が子「ばあちゃん、「根」を持ってるんだから、中国地方のオールマイティカード使って、ほら「島根」ができるじゃん」

 

勝負事となると、やたら勝ちに行きたくなる我が子は、(このカードゲームの)持ち主の姪っ子をそっちのけで、ガンガン行きます。

 

次は、算数パズル、

最初は、足して「10」または掛けたり足したりして「20」を作る計算ゲーム。

 

まだ、開封していなかったので、姪っ子も初めてだったのですが、さっさと説明書を手にとって皆に説明する我が子。

皆の持ち札(カード)を見て、

「それ、足して10になるよ!」

と、即座にアドバイス。

 

次は、図形ゲーム。

ピースを集めて、「3×3」の正方形を作る

というものなのですが、ピースはいろんな形をしています。

 

回転させてもひっくり返しても良いのですが、意外と悩むものです。

 

しかし、EQWEL(旧七田式)で鍛えた我が子は、ピースを見ると「3×3」の正方形ができるか瞬時にひらめきます。

 

皆のカードをのぞき込んで(初めてやるゲームなので、みんなカードを見せたまま)

我が子「正方形出来るよ!」

と、アドバイスしてくれるのですが、みんなは我が子についていけません。

 

姪っ子もいるので誰も口にしませんが、母や妹には、我が子はとても利発な子に見えたことでしょう。

 

私もそう思っていましたよ。

田中式の適性検査の結果は、毎年高い数値を出すし、漢検、数検もその学年が終わる半年前に合格するし。

 

でもね、上には上がいるということを私は知っています。

教えるはずの私が、

「ちょっと待って、考えるから」

と、しばらく時間をもらわないと解けないような算数をスラスラ解き、理科も社会も漢字も1度見ただけで覚えてるんじゃないの?と思うほどの優秀なお子さんが沢山いることを。

 

私がSAPIXに通わせてよかったと思うのは、

「我が子は天才かも!?」

と、勘違いしなくて済んだことです。

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