眠いからそろそろ寝ると隣の大陸からメッセージが入りました。お休みと返事を書いた数分後。
 「コップに大きな虫がくっついてる。叩き潰しても離れない!」
 とちょっとあわてたようなメッセージが届きました。え?つぶしたの?それともつぶそうとしたの?きっと害虫だろう。そう思った私は
 「ゴキブリなの?」
と聞いてみました。しばらくして
 「カブトムシだった。」
との返事が返ってきました。えええ!確かに君はカブトムシ(ビートルズ)が嫌いだって言っていたけれど日本では彼らは人気者なんだ
よ。ペットショップで売られているんだよ!私はカブトムシの命を救いたくて
 「君のこと、好きなのかもしれないよ。ペットになるかもよ。」
と言ってみました。
 「もう死んじゃった。」
やっぱり叩き潰したんだ!!!私の脳裏にありありと浮かぶ情景。ご、ごめんなさい。カブトムシさん。あなたを救えなかった。
 友達は肉や魚だけでなく、たまごや乳製品も口にしないヴェーガンです。そんな人だから、虫や昆虫にも同じ命の重さを感じているの
だと勝手に考えていました。ち、ち、違うのですね。
生類憐れみ
輪廻転生
 そんな言葉が当たり前に使われる国で育った私にはショッキングな出来事でした。
 そして考え込むのです。
命を持つもののどこまでを人間と同じように思えば良いのだろうかと。