最近、テレビをつけてニュースを見ると、ある人の発言が気になって仕方がない。

 

まず、最近 インタビューで 「私は」が多い。

テレビの抜き取り方にもよると思うが、

就任のときと比べると、あからさまに「私」という言葉が増えている。

 

そういえば、おやめになったいった歴代の方々も、

世論がついてこなくなると、なぜか 「私」を多用するようになっていく。

 

さらにインタビューの前後の話とつながっているようないないような

そこで 私自慢エピソード入れる必要あるか? 

そこで 私の力を誇示するような人名や国名を出してくる必要があるか 

みたいな 話が入ってくる。

 

今振り返ってみると歴代の方々も

「自分の思いを(国民に)わかってもらえない怒りと焦り」があったように思う。


その裏にある  「べき」 コアビリーフは

「長の考えたことを実行するのがあなたたちの役割である」

「あなたたちにはどうせ理解できない。でも常識ではこちらが正しい」

「私の提案を無条件で受けるべきである」であり、

 

あとは、理論のすり替えが起こって、怒り始める

「あなたたちはわかっていない」 (バカにいってもわからない位の勢い)

「あなたたちはやる気がない」  (何もしないくせに口をだすな)

末期になると、人を排除し始め、イエスマンしか周りに置かなくなる。

そして自分の意見を押し通す。

周りの人は意見を言わなくなる。

焦る→周りを責める→意見を言わなくなるのループに入る。

 

意見がでてこないのは、部下の能力の問題でなく、その方が、

最初に正解ありきの質問しかしないからだ。

それ以外の答えを、よしとしないからだ。

誰が話しても聞かないし、見ても見ようとしないからだ。

それに全く気づいていない。

最後は、新しい事をしようとして失敗する。

 

会話に「私」が増えてきとき、

「自分の思いをわかってもらえない怒りと焦り」があるように思う。

組織としては注意信号。

あなたの周りの人は大丈夫だろうか?