「思考」というのは

「ありのままの現実」にイメージや概念を塗り重ねて見てしまっていること、

「今という完璧な瞬間、完成された今という常に流れている映画」に

思考が「コレが気にくわない」「アレはダメだ」とあれこれ文句を言ってるのが苦しみの元だ

なぜ人は苦しみ、悩むのか。

それを突きとめるために

キリスト、ブッダを始めとする、世界中の

宗教家や哲学者や思想家や文学者が

妻子を捨てて何年も滝に打たれたり、座禅をしたり

「生きている限り苦しみから逃がれることはできない」と
早とちりして自ら命を絶ったり……

自分なりにまとめると

「苦しみや混乱が現れるときはいつも、

意識が思考の中で迷子になり、空想の世界に

魅了されてしまっている、ということです。

そのとき意識は『それ自体が海全体だ』ということを忘れ、

ただひとつの波と一体化して生き残ろうとしつつ、

その波としての成功を追い求めている。

『海を離れて存在する波はない』と悟り、

『自分』と『今の瞬間のこのできごと』のあいだに

想像上の分離がないとき、

苦しみは終わり、悩みも問題も消え去ります

この海と波のたとえは、とてもわかりやすい。

すべての生物にとって、どんなときも全く疑いようのない、

ただひとつの真実。

それは、「今この瞬間という生きている現実が、ここにある」ということ。

朝の光、

鳥のさえずり、葉っぱの緑、花の香り、快楽や痛み、

「ここにいる」という認識…
すべてを見守りながら、
聴きながら、
見ながら、
感じながら、
気づきながら、

わたしは今ここに生きて在る。

ただこの瞬間にいる。

そこに素直に身を任せ、

自分を開いていくと、

なんのへんてつもなく見えていた「この瞬間」の
とてつもない輝きに気づく。

180億年近い宇宙史の中で
わたしが今在る「この瞬間」は
大いなる摂理によってもたらされた
たったひとつのミラクル。

次の瞬間には、心筋梗塞や大地震で
「今は亡きわたし」になる摂理かもしれない。

たかだか数百万年の歴史しかない

人類アタマで

苦しみだの悩みだのにかまけて
生きている
今この瞬間をおろそかにするのは
全くもったいない。

母なる宇宙に守られて

今ここで、わたしだけの瞬間に

立ち合っている奇跡に深く感謝する。

五感のありったけで、

生きる歓びを味わい続けよう。

みんな、この瞬間の幸せを受け入れて

全てを許し、

愛し、

楽しく生きましょう🍀

みんなを愛してます❤️

ハート✨