観たら凹むかなぁ、と
思いつつ・・・
観に行ってきました。


うっかり幸せに気づいちゃう!
オルゴナイト&ヒーリング
Sara☆です。

ご訪問、ありがとうございますラブラブ


高校一年生の時、
新しくできた友だちに、

「これ、読んでみて~。」

と、渡された本が、

太宰治「人間失格」

でした。

何故か途中までしか読めなくて、

何故、読めなかったのかは、
覚えてないのだけれど、

何となく、苦いものが残っていて、

どうなのだろう?

と、思いつつ気になって、
観た映画が、コチラ。
(画像、お借りしました)

監督、蜷川実花さんの、
鮮やかな映像に目を奪われながら、

途中、

何故、この場面で?

と、いうところで、

体が震え、
吐き気がして、
涙が溢れました。

心より先に、
体が反応しました。

理由の解らない涙を、
何度も溢しながら、
見終わったその映画は、

ゲスくて、
純粋で、

コドモで、
オトナで、

華美で、
シンプルで、

冷たくて、
温かくて、

身勝手で、
情に厚く、

相反するもので、
溢れていました。

最後の、女性たちの、
晴々とした、誇らしい笑顔が、

何とも言えず、
胸に痛くて、

幸せとは、
不幸せとは、

何なのだろう?

と、思います。

世界は、
人間は、

こんなにも、醜く、
こんなにも、美しい。


耳から離れない、
怖いほどの水音を感じながら、

この夜を眠り、
明日の朝、目覚めたら、

涙の理由が、
解るでしょうか?

果たして、私は、
解りたいのでしょうか?

この堪らなく

憎い世界を。
愛しい世界を。


オマケ:

オススメに出てきた
芸人さん?のブログを何気なく見たら、

昔のオトコが
一緒に写真に写っていて、

何かちょっと
ビビりました。

出会った頃、彼は、
体育会系エンターテイメント的な仕事を
始めたばかりで、

先輩方のアシスタントをこなしながら、
日々、文字通り、
傷だらけになって、
練習に勤しんでいました。

風の便りも途絶えて幾年、
思いがけず、姿を目にして、
戸惑いつつ、
懐かしく。

今、思い出して見れば、
ゲスいオトコだったな。

フッと笑みがこぼれるような、
大して美化されることもない、
そんな、思い出。

龍龍龍龍龍龍龍龍龍