また台風ですねぇ。
10何年前に一度、床上浸水しているので、
やっぱりちょっと怖い。
何事もなく、通りすぎてくれますように・・・。
十五夜の日の話。
とても大切な人に会ったのだけど、
何かいろんなことが短時間にいっぺんにあって、
久しぶりに思考停止してパニックで、
軽い過呼吸と吐き気で、
どうしても渡したかったモノだけ渡して、
早々に帰ってきてしまったのでした。
ちーん・・・。
しかも、約束の時間を30分、間違えていたことに、
家に帰ってから気づいた私・・・。
あまり時間の失敗をしないし、
よりによって今日?って思うと、
もう、凹みまくりで・・・。
そして、沸き上がってくる、
八つ当たり的な怒り。
何で誰も時間のこと言ってくれなかったの!
謝ることもできなかったじゃん!
誰も時間に遅れた私を責めなかったのに、
理不尽に沸き上がる怒りに自分でも困惑して、
なんか泣けて泣けて、
話したいこと、あったのに、
聞きたいこと、あったのに、
みっともないとこ、見せたくなかったのに、
ボロボロ泣いて、
信じられないことに、
ボロボロ泣いたらお腹がすいてきて、
ごはん食べながら泣いて、
「泣きながらごはんを食べたことがある人は、
生きていけます。」
って、
昔のドラマの台詞を思い出して、
こんなに消えてなくなりたいと思っていても、
泣きながらごはんを食べている私は、
これからも生きていくんだなって、
寂しさと安堵の中で、
ずいぶん長い間、泣いたのでした。
次の日、
ちょっとやらしくて愛しい夢を見て、
目覚まし時計に起こされた朝、
唐突に、
昨日私があんなに凹んで、腹をたてて、
ボロボロ泣いたのは、
大切な人に、
大切に扱われていないと、
そう感じたからなんだって、
とても唐突に、
お腹におちた。
ちゃんと同じ目線で、話して欲しかった。
いつもみたいに、
ちょっとだけ特別を、感じたかった。
本当のところは分からないけど、
それはきっと私が、
勝手にそう感じただけのことで、
その人は、
いつもと変わらなかったのかもしれないなって、
また少し、泣いたのでした。
いつかの空。
龍がたくさん翔んでいました。