乱れた高校生活2 | ピクニック

乱れた高校生活2

次の男は、ファミレスでバイトしていた大学生だった。
可愛らしい顔をしていて、結構もてる感じだった。
その子と、よくわからないキッカケで遊ぶようになり付き合い出した。
当時の彼のポケベルを無視しながら遊んでいた。

セックスしてから、一緒にバイトに行った。
同じファミレスでバイトしていた。
彼はいつの間にか大学を辞めていた。
仕送りもなくなり、お金がなくなった。
彼は私の服などをカードで買ってくれた。
でも生活用品をそのかわり買ってあげた。
現金がないから、そうするしかなかったのだと思う。
私は大して重く受け止めず“ラッキー”と思っていた。

彼は、料理人を目指すことにしたらしく、よこはま中華街の有名な店で働き出した。
一緒に暮らそうって話になった。
彼は勝手に私の実家にデンワをし、“彼女は僕の支えなんです”とか言ってたらしい。
不動産やに行っても、中華街近くの部屋は、そんなに安くはなく彼には厳しいものだった。
しかも私が高校生ってことで、受け入れてくれるところなんてある訳もなかったのだ。
暫く経過し、お金がなくなり、家賃も払えなくなった。
彼は寮のある、ホストクラブに入った。
あまり会えなくなると、彼に魅力がなかったことに気が付いた。
久し振りに渋谷でデートした日、すごく楽しくなかった。
“ホテルに行こう”それしか言わない彼。
気乗りしない私は、ソッコー別れてきた。

帰りに最寄りの駅で、昔のバイト仲間に遭遇。
そのまま遊びにいって、セックスしていた。
その男は、コンビニのオーナーのバカ息子で、
バイトの私と、もうヒトリの女の子に手を出していた。
いわゆる三角関係ってやつだ。
もう一人の女の子とは顔見知りで一緒に働いたこともあり、
その男の奪い合いのようなスチュエーションになり、二人で会ったりもした。
一応、女同士知り合いだから、お互いバチバチ火花は散っているけれど、
それを隠して、お互いのろけるような感じになった。
よく考えると、たいしていい男ではないと気が付いたので、すんなり譲ってあげた。

その翌日には、また違う男が横に居たから。