人との関わりの中で、境界線(バウンダリー)はとても大切です。

 

人は皆、自分の肉体、感情、領域がそれぞれに存在していて、それらに自ら責任を持つ必要があります。

 

もし、自他の境界線を引くことに冷たさを感じるのであれば、それは愛と共依存を勘違いしているのかもしれません。

 

境界線とは相手を突き離す、拒絶するという意味ではなく、相手の成長を信じるということです。

 

相手が乗り越えるべき課題や学びまで奪ってしまうのは、愛ではありません。

 

苦しんでいる相手を救いたいあまり、相手の感情に飲み込まれ、自分までボロボロになってしまっては本末転倒です。

 

時間、体力、エネルギーを過剰に奪うエネルギーバンパイアの存在に悩まされているのであれば、自分の境界線の曖昧さが招いた結果だということを自覚すべきです。

 

また、心の境界線が侵された時というのは、怒りの感情が沸き上がります。


これは魂からのアラームですから、『怒りの感情を感じてはいけない』と頭で考えて、感情を抑え込んではいけません。


自分のエネルギーを守るためにも、境界線を越えない、越えさせない、という意識を持つことはとても大切です。



一方で、スピリチュアルの世界では、よくワンネスという言葉を使います。

 

境界線『私は私、あなたはあなた』と、ワンネス『あなたは私、私はあなた』。

 

これらは矛盾しているようにも感じますが、視点が違うだけで、どちらが正しい間違っていると言う話ではありません。

 

ハートが開き、目に映るものすべてがキラキラと輝き出し、世界は愛と光に満ちていると心から実感出来た時、私はワンネスを感じます。

 

すべての人、自然や宇宙全体を愛おしく感じ、感謝の気持ちが溢れてきます。


私が分離の視点で世界を見ていただけで、実はすべて完璧に繋がっていたんだ、と気付く瞬間です。


ワンネスは頭で理解するものではなく、劇的な意識の拡大が起こった時に、自動的に体感出来るものです。

 

『すべては一つ、ワンネスの意識が大事だから、すべてを受け入れなければならない』と頭で思考してしまうと、境界線は崩壊します。

 

この認識にズレがあると、会話は成立せず、人間関係も苦しくなってしまいます。

 

宇宙的なワンネスの視点を持とうとする意識は素晴らしいですが、肉体を持ち、日常生活を続ける上では、やはり境界線は重要です。


ワンネスの世界を共同創造していくには、順序があります。

 

まずは自他の境界線を引き、自分の波動や精神性を向上していくことに集中するべきです。

 

そして、精神的に成熟した個人が繋がることで、高次元の光を地球に広めることが出来ます。