山口県下関市の知的障害者作業所での職員による利用者への暴行の内部告発動画により、暴行していた職員は逮捕されました。
同じ職員による暴行事件なのに、千葉市の精神科病院での暴行致死事件の容疑者は逮捕されないのはおかしいと、ヨミ読で記事になりました。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=119969
そして、6月18日、この暴行致死事件がついにテレビで放送されました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000052892.html
被害者のお姉さんがテレビ放送について、ブログアップしました。
http://gunter75.blog.fc2.com/blog-entry-105.html
http://gunter75.blog.fc2.com/blog-entry-106.html
平日の昼間、テレビを見ることが殆どないため、実際の放送は見てないですが、お姉さんのブログによれば、かなりの番組で取りあげているようです。
放送により、皆の関心が集まり、署名が増え、捜査が進展することを願います。
こうして一つの告発により、テレビ放送され、皆の関心が集まる問題もありますが、告発があっても、テレビ放送されても、それっきりにされてしまう問題もあります。
今年の5月7日、東京都児童相談所職員による児童への虐待の動画がテレビ放送されました。
https://www.youtube.com/watch?v=F7EbNnM83qA
この放送後、他のテレビ局や番組がこれを取り上げたという情報はありません。
また、テレビ局やマスコミがこの内容を追究するということも聞きません。
何ででしょう?
どうして、知的障害者作業所の職員暴行事件と同じような動きがないのでしょう?
謎です。
と、思っていましたら、ある議員さんがこの問題についてブログアップしていました。
(とごういづみさんがフェイスブックで紹介してくださいました。)
http://otokitashun.com/blog/daily/7656/
この議員さん、ブログで児童相談所の問題を語ってはいるが、最終的には児童相談所を擁護しています。
職員が児童に対し、威圧的になるのは「職員の人員不足のせい」とし、職員の人員が十分補充されたら、子どもに威圧的に接することもなくなるし、子どもが行きたいと思う所に職員付き添いで行くことができると言います。
更には・・・・現在の一時保護の長期化も虐待の調査や保護者への交渉(この交渉は社会的養護を保護者に認めさせる交渉)のスピードが上がり、一時保護所滞在短期化につながると言います。
そして、結びは予算をもっとつけて、受け入れ施設の拡張と里親支援を充実させることとおっしゃってます。
えっとですね~
児童相談所は予算も十分ついているし、権限も十分持っているのですが・・・
児童相談所に与えられた権限を使えば、虐待調査がスムーズにできない理由はないと思いますが。
その権限を使っての調査で「虐待の明確な根拠が容易に集まらない」のであれば、それは虐待の事実がなかったのでしょう。
誤認保護だったのでしょう。
誤認保護を素直に認めて、早急に親御さんの元に帰せばいいだけの話しです。
それに、保護者への交渉力をあげると言いますが・・・虐待していない親御さんに社会的養護を認めさせるのは、国家権力による拷問、脅し・・・
(う~ん・・・ボキャブラリーがない奈々草ちゃんには、適当な言葉が思い浮かばない・・・)
ここまでくると、ヤクザの世界ですね。
オソロシヤオソロシヤ
児童相談所はじめ、児童相談所べったりの虐待防止活動団体は、何かと言えば「子どもの安全」とのたまうわけですが、この議員さんのブログではっきりしましたよね。
児童相談所が子供にとって危険な場所ということが!!!!!