<記者会見>児童相談所被害の実態を報告し、改善要望(H26.10.15)ー南出弁護士より①
の続きです。
前回同様、引用文はピンク文字、奈々草の言葉は緑文字、重要と思われるところは太字とします。
南出弁護士が語る「現状の児童相談所の問題点」
そういう一時保護の制度で、一番大きな問題は、面会・通信の制限を全部制限できると道義をしています。
制限は一部と全部があるのですけど、一部制限じゃなくて、殆ど例外なしと言っていいくらい全部制限します。
つまり、面会ということは、親子が対面するということですね。
通信というのは、手紙とか電話とかメールとか、様々な方法で面会以外の関係で交流すること、それを通信と言います。
完全に制限する・・・完全に制限するとはおかしな表現でね。
完全に制限するということは、禁止するということなんですね。
禁止とは書いてなく、完全制限と書いてある。
いかにも何か制限されているから、解除されるのかというと、これはもう、一時保護が継続される限りは、ずーっと、これ、継続されているのです。
こういう状況をですね、果たして、一時保護と面会通信制限の全部制限のセットとして運用しているという制度を現在ずっととっています。
児童福祉法だから、児童福祉というのは、子供が家に帰りたいし、また仮にね、虐待をした親がいたとしても、それは一時のことであって、親子には親子の愛情があれば、愛情を担保としてまた親子がまた再統合するという可能性を当然秘めているわけでしょ。
赤の他人じゃないんだから。
よっぽど特殊なね、犯罪行為が行われる場合は別ですけど、普通の場合はですね、何等かの子供に対してちょっとやりすぎた、お仕置きをしすぎたということで、仮に一時保護になったとしてもね、それが永久に続かないじゃないですか。
親も反省するし、子供もそれなりの自分の非を反省して、人間というのは向上していくわけでしょ。
それをですね、そのことを一つの事実だけをもって、それをコンクリートにして、つまり固定化して、それをこういう親には一切会わせない、この親元には一切帰らさないということをやり続けるわけですね。
現に私は、担当している事件でも足かけ8年、全くこれ一時保護からずーっと、子供が親から完全隔離されてね、それで面会もできないし、通信もできない。完全隔離です。
完全隔離のような人の子供が決して例外ではありません。
こういう状況がずっと続くというのは、今、全国で蔓延しているのです。
こういう例の方がむしろ多いのです。
すぐに帰って来るということはないんです。
しかし、児童相談所は下記のように語ってます。
一時保護された大半の子どもは、一定期間を経た後、元の家庭・元の地域に戻り、そこでの暮らしを継続していくことになります。
(児童相談所の怖い話ー児童相談所の言い分② に掲載)
子供の幸せのことを考えるなら、親を面会させて、親と子供の誤解を解いていくとかね。
とりあえず隔離する、とりあえず分断させる、という状態ですから、これははっきり言って国内における拉致事件なんですよ。
これは何も北朝鮮だけが対外的に拉致事件があるわけでなくて、国内に最大の拉致事件がね、この児童相談所のいわゆる一時保護の要綱の文章にあると言っても過言ではないと思います。
それは全く面会も通信もさせないわけですから、それによって家族が再統合する、つまりもう一度家族として、家庭として一緒に暮らしていこうということを児童相談所は一切努力しないんです。
隔離することだけが目的でやるわけです。
そういうことの中で、どうして隔離させておくのかというと、それは次の問題があります。
南出弁護士が「児童相談所は、家庭再統合の努力を一切していない。」と記者会見でおっしゃいました。
児童相談所は、家庭再統合について考えているのか?
児童相談所職員の「家族再統合へ向けた取り組み」と題した論文がありましたので、次回はそれを紹介したいと思います。
「次の問題」については、次々回のブログでアップ致します。
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