5月9日の内海先生の「子どもを病気にする親、健康にする親」の発刊記念講演の際、児童相談所に次女を拉致された母親が話しをしました。
この母親のブログに、動画がアップされています。
是非、ご覧になっていただきたいと思います。
今回は、ご本人の許可をとりまして、テープ起こしをしたのを紹介します。
(補足でリンクと図と表を入れさせていただきました。)
【引き裂かれた姉妹】ー児童相談所に次女を拉致された母親の証言
私には2人子供がいます。
2歳半と1歳1ヶ月になりました姉妹ですね。で、今保護されているのが次女です。
この次女というのが生後、生まれてすぐに、お子さんがいらっしゃる方はわかると思いますけども、臍帯出血といって、あのー、へその緒が生まれた時についているのですけども、それって、普通に自然にポロっと取れるのですね。
なんですけどね、次女の場合は、生まれてすぐから出血をしているんです。ずーっと出血をしていて、これで感染をしたらまずいってことで、ずっと通院してました。
退院をした後も。
で、やっぱり母乳をあげてたりすると、やっぱり黄疸の数値が高いということで異常に顔が黒かったのですね。
で、ただもう黒すぎるから、ちょっとミルクにした方がいい、ていうことになっても、ミルクになっても黒いのが続いていたのですよ。
それもずーっと「おかしいんじゃないですか?おかしいんじゃないですか?」と言っても、「まっ、小っちゃいからね。」という感じで終わってました。
で、まぁ、突然体に痣ができたりとか、色々な不思議なことが起こってる中で、口の中から1回血を吐いたりとか、便を出す、黒い便を出すようになって、緊急で病院に運ばれたことがあるんですね。
その時は「風邪じゃない。」で終わったんですよ。
で、5日間入院して、まぁ、どう家族から見ても元気がないのですよね。
でも、熱下がったし、「帰ってくれ」ということで帰りました。
で、帰る時も「おかしいんじゃないですか?だって、顔も黒いし、元気がないですよ。」と言っても、「異常ないから。」で帰らされたんですね。
で、その退院が金曜日だったのですよ。
金曜日の昼間に帰ってきたものなので、次の日土曜日じゃないですか。
病院休みなので、じゃ、様子をみよう、ってことで様子をみて、でも、日曜日になってもおかしい、ずっと寝ている、今度は。てことで、救急で同じ病院なのですが、運んでいった結果、その救急隊の人が、「おかしいよ。これ。」っていうことをすごい言っていただいて、色々検査した結果、脳出血ということがわかったのですね。
で、脳出血がわかった途端言われたのが、「揺さぶられ症候群 」。
検査も何もされてないのですよ。
「揺さぶられ症候群の可能性があります。あなた、虐待してますよね。」て言われたのが、一番最初です。
「外傷もないので、落としたというわけではないから、あなた揺さぶって虐待してますよね。」それが一番最初のことですよ。
で、翌日になって、ま、左目だけ眼底出血がわかって、もう虐待をしている親確定になりました。
でも、どう考えても、揺さぶって左目だけ出血するっていうのは、おかしい。
で、左側の目の周りっていうのは、出血してないのですよ。
なのに、左目だけ出血して、脳の右頭頂部とかが出血していて、それで「揺さぶったでしょ」という判断なんですね。
結局神奈川県だと脳出血とか、眼底出血があっただけで、揺さぶられ症候群というふうに病名がつきます。
よっぽど有名な血液の病気じゃなければつくんです。
まぁ、そういうことで、まぁ入院になりまして、入院になった結果、入院中も痣が増えていくんです。
おかしいですよね。
で、後からわかったことなんですけど、入院中に脳出血を起こしているんです。
まぁそんなことがありながらも、まぁ退院になりまして、退院になった途端児童相談所が現れまして、「保護します。お母さんたち、虐待してますから保護します。一時保護します。」ということを言われました。
で、私達も何でそうなったかっもわからないし、病気でもないってことだったので、何でだろと思いながら過ごしていたら、今度は施設で再発したんです。
施設、「この日に通院があるので、来てください。」ていうことで病院に行って娘に1ヶ月ぶりに会ったら、全身痣だらけ。
「何故痣があるんですか?」と言っても、児童相談所の職員見て見ぬふり。「知りません。」
「知らないんじゃないじゃないですか?寝返りできないのに、何で痣ができるんですか?」と言っても、「ま、僕たち診てないですから。」ていうことで、危険を感じて「CT撮ってください。」とお願いしたら、まぁ再発していることがわかり、で、入院しました。
半年くらい入院したんですけれども、やっぱり元々の原因は虐待で、後の出血は原因がわからないから、「自然でしょ」っていうことで、あのー、再度今保護されています。
で、ここでいくつか問題点がありまして、結局、あの、児童相談所問題、虐待していても虐待していないという親も多いので、わからないと思うのですけど、あのー普通、刑務所に入った子供でも面会できるじゃないですか。
でも、私達の場合は面会できないんですよ。で、私の場合は、入院中は面会できるんです。
何度か入院してるのですけども、施設に入ると、あの、子供の安全を守るためという元で会えないのですよ。でも、入院中は会えるんです。
朝の10時から夜の10時まで会えるんですよ。
それが虐待してる親に対しての態度なのかな、と思う部分もありまして。で、日本内でも何人か虐待専門医の方いらしゃって、その方にCTとMRI見せました。
その結果、「これは虐待による脳出血した像をしてない。ただただ血管が切れて出血している。脳自体傷がついてないから、これは揺さぶられ症候群ではないし、落としたものでも、衝撃による出血でもありません。」という証言もとれています。
<揺さぶられ症候群画像例
>
だから、「血液の専門の先生のところに行ってください。」て言われて、まぁ、持っているデータ、病院にお願いして血液検査を出してもらって病院に行きました。
で、そこの病院では、あの、主人の関係性とか遺伝子関係もあったので色々聞かれたのですね。
で、「主人の場合は冬になると、鼻血をよく出すんです。で、バスタオルが血だらけになる位鼻血を出します。」という話しもして、「それは早く精密検査をした方がよい。ここの今のその子供がいた病院の検査じゃ足らない。」と。
「命に係わるから精密検査を早くしてくれ。」ということを言われて、そのまんま病院の方からは入院をしていた病院にお願いをして、私達の方は弁護士さんの方からお願いをしました。
その結果却下されました。で、今、何度か内海先生からのお話しもありましたけど、裁判で闘っています。
私達の方は、2本裁判を持ち出していて、児童相談所の方からは、児童福祉法第28条 というもので、施設入所同意書をしないので、家庭裁判所の方で判断しろ、ということで、審判を行っています。
で、家庭裁判所の方からも「検査をした方がいいんじゃないか。」と言われてるのですけど、「必要性が感じられません。」てことで、検査を拒否してます。
あの、親がそれをしたら、確実に虐待ですよね。
<〇市で作成した児童虐待防止用のリーフレット一部>
脳出血を起こしている子供がいて、それでも病院側が検査しろと言っても親が必要ないです、と言ったら虐待になりますけど、児童相談所が同じことをしても、問題はないということが今の世の中になっています。
けっこう、そういう、他の病院では、これはこういう病気だと診断されても、児童相談所側の病院が虐待だと言われたら、虐待になるという事例が多くて、私の相談の方でも何件か、小人症 というふうに症例がついてもネグレクトだということで保護されているお子さん達も多いんです。
なので、この問題をどうにかしなければならないって、お医者さんに質を上げていかなければいけない。
県によって診ているお医者さんによって違って、児童相談所の有利な話しだけを聞き入れるのは問題ではないのかな、と思って、こういう内海先生のお時間をいただいて話させていただいております。
すみません。ありがとうございます。
裁判の判決が出ました。
下記記事をご覧ください。