研修DAY 1 「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」
先月、「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」というトレーニング・セミナーを会社で初めて受けさせていただきました。人をリードする立場の方々、これからリーダーになる方々のための実践的セミナーです。皆さんが考える、「素晴らしいリーダー」とはどのような人でしょう?
トレーナーはDavid Chard(デービッド・チャード)さんというエデルマンの各国の支社でトレーニングを行っている方です。
「信頼できる」、「チームを引っ張ってくれる・まとめることができる」、「時間管理ができる」、「尊敬できる」、「仕事の効率が良い」、などなどいろんな要素があがってくると思います。そのようなリーダーになるためには何をしなければいけないのかを考えるセミナーです
聞いていて「当たり前じゃん!」って思うけれど、意外とできていないということに気付かせられた3日間でした。
素晴らしいリーダーになるためには -DAY 1-
①信頼関係を築く
どんな人間関係も「TRUST(信頼)」がなければうまくいくはずがありません。
以下4つの要素が揃うと信頼関係が生まれます:
1. 誠実さ(Sincerity)
うわべだけの返事するのではなく、心から思っていることを相手に伝える。思っていないことを言っても、相手は感じ取ってしまいます。元々行く気がないのに「今度ランチ行こうよー」と言ったり、本当は会いたくない人に会ってしまって「お会いできてうれしい!」と言ったりするのも誠実じゃないですよね。
Mean what you say, and say what you mean!
2. 能力(Competence)
自分の能力を理解し、それに相当する業務をこなす。
3. 頼りがい(Reliability)
やるといったことを確実にする。口だけはダメです。
4. かかわり合い(Involvement)
相手に関心もつことです。趣味、家族構成、誕生日、好きな食べ物、なんでもいいので「仕事外」の相手のことを知り、常にコミュニケーションをとることが最も大事です。
②外見だけで判断しない
今日初めて会ったクライアントがこの女性だったとします。
彼女の第一印象は何でしょう?
スカートが短すぎる、堂々としている、自信過剰、気が強そう、いじわる、などなど出てくると思います。
・・・でも実際の彼女は闘病生活を送っているかもしれない、シングルマザーかもしれない、小心ということを頑張って隠しているかもしれない、職場でいじめられているかもしれない。
人間は無意識に他人を「~だ」と決めつける傾向があります。あなたが↑の女性を判断したように、他人もあなたのことを判断しています。お互い誤解し合わないよう、直接話しをして知り合うことがはどんな人間関係でも不可欠です。もしかしたら共感できる点がたくさんあるかもしれません。
③嫌な点ではなく、いい点に注目する
何に関しても、1つの事に集中しすぎると周りが見えなくなってしまいます。脳がその他をブロックアウトしてしまうのです。
David さんは この現象を “Seeing red cars”(赤い車ばかり見える)と呼んでいました:
あなたは新品の真赤な車を買いました。そうしたら、なぜかその日以降赤い車がやたら多いことに気付き始めました。スーパーに行っても、高速道路を走っていても、近所を見渡しても赤い車ばかり目につきます。本当は赤い車が増えたわけではないのに、意識しているからそう見えるだけなのです。
嫌なことに注目すれば、「赤い車の現象」ように嫌なことばかりが自然に目につきます。もし好機が訪れたとしても、違うことばかりに集中していてそのチャンスを逃してしまうかもしれないですよね?
マインドセットを「ネガティブ」から「ポジティブ」にシフトするだけで、色々なチャンスが訪れるようになります★
You get what you think!!!
ではみなさん、have a nice afternoon★