一頭のマルチーズが居ます。
名前は、Pちゃん。
大事に大事にされた飼い主さん(おじいちゃま)が亡くなりました。
路頭に迷い、不安な日々を送っていました。
その後、飼い主さんになってもらった方も仕事の関係で、Pちゃんと暮らして行く事は出来ませんでした。
そして・・・次に迎えられたのがKさんでした。
多頭飼いであるので、無理じゃないの?と何度も言いましたが「大丈夫!!小さい子だから変わりはない」と、暮らしていました。
今から思えば、このKさんと被さるのが、神戸疥癬犬レスキューの所有者。
コレクターでした。
心の病気だったのです。
通院中ショップに寄って、犬を買い連れ帰る。
その行動で、心のモヤモヤがすっとしていたと言っていました。
どんどんエスカレートして、本やネットで、犬を購入。
しかし・・・手元に入ればそれだけでよく、世話をする事はありませんでした。
犬が着いたらプレハブに、放り込まれ放置の状態でした。

犬を飼うと言う事は、時間もお金もかかります。
常日頃世話が出来なければ、ぬいぐるみを・・・と、言う話も出ます。

毎年、狂犬病予防注射・ワクチン・フィラリア予防薬のお金は必ずかかります。
もし、病気をしたらそれ以上にお金はかかるのです。

シェルターにも、フィラリアの治療を続行している子が、多く居ます。
通常5~12月の投薬が、一年中の投薬になる治療もあります。
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