私の父は、昔とても頭が良かったらしい。
私が子供の頃に
叔父や叔母たちが口を揃えて言っていた。
鹿児島出身の父は
全国の偏差値トップレベルの
ラ・サール高校に主席で受かり、
東大にも余裕で受かるほどの秀才だったとか…？！
しかし、私が物心ついた頃…
家は６畳と４畳半の二部屋に
蟹歩きでしか入れないほどの狭いキッチンと
汲み取式のポットントイレの付いた、
台風２１号がこの時にもし到来していたならば、
アッという間に吹き飛ばされたに違いない！！であろう🌀🌀
かなりボロくて傾いた借家に住んでいた。
ボールを床に置くと
必ず片側に転がっていくという…😅
そのせいか、冬は窓の隙間から
冷風が常に入り込んでいたし🍃🍃
お風呂の壁にはいくつものヒビが入っていて
そこからナメクジやミミズや色んな虫たちが
毎日のように入ってくる。
お風呂タイムは、
その虫たちに石鹸やシャンプーの泡をかけたりして遊びながら入っていたのを覚えてる。
お風呂ってそんな場所なんだ…と
ずっと思っていた。
父は高校卒業後に
早稲田大学に入ったらしいが、
家の事情で辞めざるを得なくなり
１年足らずで実家に戻ることになったらしい。
祖父や祖母も同じく頭の良い人だったとか…
そんなことを色々聞かされたが、
子供ながらに
友達の家に遊びに行くたび
頭の良さと成功って関係ないんだ〜
と思ったものだった😅
生憎、私にはその頭の良い頭脳とやらが
遺伝されている気配は全くなく💦
難解な物理の計算や知恵の輪、パズル、
ルービックキューブなど〜
何でもスラスラと簡単に解いてしまう
父が羨ましい！と思ったことは何度もある
私はなぜこの頭を譲り受けなかったんだろう？！って悔しかった
けれど、
家は常にお金に困っていて
お金のことで父と母が喧嘩してるのを
いつも横目で聞いていた。
母が口癖のように
「もうだめだ〜。一家心中だー！！」と
よく嘆いてた。
その後、公団に引越したので
お風呂にナメクジなどが出ることはなくなったが、
決して裕福とは言えない家庭で育った。
「勉強して賢くならないと、将来幸せになれないよ、困るよ！」
と先生や色んな大人たちから言われたけれど、
私にとってそれは
全く説得力の欠いた言葉だったんだよね
おかげで、
勉強したからと言って
幸せにはなれないんだと…
子供の頃に知ってしまった私は、、
勉強しなくなってしまったの
今まで何気に言葉にしていた
「成功」って、本当は何だろう
と思うことが度々あって…
今までの多くの人の概念では、
社会的地位があってお金持ちで
家族や仲間にも恵まれて幸せ
というのが一般的かもしれない。
でも、
今 私の思うの成功(幸)っていうのは
地位とか、お金を持ってる量とか、
家の大きさとかよりも…
この人生の中で、毎日の中で
喜びや感動をどれだけ味わえるか
今、この瞬間を
どれほど愛しいと感じることができるか
これしかないんじゃない？✨って
つくづく思うのです。
なので
私はもうすでに成幸者だったんだ…と
気付くことが出来た
これからもずっと
そうでしかあり得ないと思ってる
この記事を読んで下さっている皆さんも
もうすでに成幸者そのものなんです
本当に♬
それをただ認めるだけ！です
クルクマ
皆さんの毎日が
ますます喜びに溢れますように〜
