「どうして先の見えないところを心配するのですか?
あなたがすべて何とかしようと考えていませんか?
どうして一人で抱えようとするのですか?
誰かを頼っていいのですよ。
あなたのその不安な思いを、伝えていいのですよ」
アバンダンティアから早速メッセージがきた。
あまり旦那のことは書いてこなかったけど、最近ちらちら
「旦那さんどうですか?」と聞かれることが続いたのでちょっと書こうかな。
時々忘れるというか、あまり考えないようにしているけど、旦那は「末期がん」という状態に変わりはない。
今は二ヶ月に一回の検査を続けていて、毎回検査のたびにドキドキしたりする。
また再発していないか。
どこかに転移していないか。
実は今月も検査だったんだけど、なんとなく嫌な予感がしていた。
というか旦那自身がそう感じていたようだったからそれを感じていたのかもだけど。
昨年5月の手術で、それまであった癌はすべて取った。
だから旦那の体に今癌はないことになっている。
とはいってもステージⅣということは末期癌なので、遠隔転移がある。つまりみえないところ(血液とかリンパとか)に潜んでいるからいつ再発してもおかしくはないと言われている。
実際、2012年の11月に最初の癌がわかって手術をしたあとすぐに、先生から「転移する可能性は80%」と言われていた。
それでもしばらく検査しても何もなかったから安心していたら、2014年の3月に転移が見つかってそこでステージⅣ、つまり末期がんの宣告をされた。
そして昨年2016年5月に転移した癌を手術で取っていただいた。
(気がつけば、末期癌を宣告されてからまる3年がたったことになるんだな)
こう見えて?やっぱりこれからの生活の不安とかは時々出てくることがある。
今でも毎回の検査代やら薬代やらで何万もかかっているわけで。
その上さらに
旦那がまた再発したら?
また入院することになったら?
と考えてしまうとね。
まだ起きてもいない先の不安を考えちゃうことってあるよね^^;
だからさっきのアバンダンティアからのメッセージだったんだろうね。
私にとって、今の豊かさは、「弱音を吐く」だったのかもだな。