さてドイツ旅行最後の日はバスでドレスデンへ向かう。
ドレスデンは2回目。街並みがきれいで私が大好きな都市のひとつです。
前回はマイセンの工場を見学しました。

戦争の傷跡は残っていますが、本当に素敵な街です。

ベルリンより3時間ほどでドレスデンにつく。
世界で最も古い懸架式モノレールでロシュビッツの高台まで。高台からドレスデンの街が一望できた!














ロシュビッツはドレスデンの高級住宅地。エルベ川を境にして旧市街地と高級住宅地ロシュビッツに分かれている。世界遺産の風景を見るにはこじゅてきの場所。
頂上駅の屋上展望台は風が冷たく寒かった!でも素晴らしい風景が一望できた!


お昼は市街地に戻り、フラオエン教会の前の広場にある”Dewsden1900" というレストランで。





中に黄色の鮮やかな列車がディスプレイされており、楽しい雰囲気のレストランでした。








午後は英語のガイドさん付きの市街地観光。
彼女は美術大学の学生さんで、とても細かいことまでよく知っているようでした。








Fuerstenzug 歴代君主の馬上行進図の壁

102メートルと長く続く。

1906年マイセンの磁器タイル24000枚に転写し修復された。2000度以上で焼かれたもので1945年の爆撃でもこの壁は損傷を受けなかった。
素晴らしいです!




フラオエン教会(聖母教会)

1743年に完成。教会は聖母マリアをたたえて"Zu unser lieben Frauen"「わが慈しみの女性」の名称で呼ばれ現在の”Frauenkiche"の基になっている。

1945年ドレスデン大空襲で損傷を受け、ほぼ全体が崩壊した。

再建の動きは東西ドイツの統合で初めてこの歴史的遺産の再建の実現性が高まった。我々のサークルの元メンバーの H さんは来日前にはこの事業にかかわる仕事をなさっていらしたそうです。
彼女はいまご主人の転勤で上海に滞在中。残念ながらお目にかかれませんでした。

再建に要した費用は1億3200万ユーロで、そのうち1億ユーロが寄付によるものだったそうです。再建の様子はNHKのドキュメンタリー番組でも紹介されています。






レジデンツ城

歴代のザクセンの君主が住んだレジデンツ城は1945年の爆撃で大損傷し、85年より修復が開始された。2006年には緑の円天井が再現された。




ツインガー宮殿


バロック様式。今は美術館になっている。
マイセン磁器のコレクションがあって素晴らしい!







ドレスデン大聖堂
フリードリヒ・アウグスト2世がたてた旧宮廷教会。78体の聖人像が立ち並ぶ。高さ85メートルの鐘楼がそびえます。










そして前回のvisit では見られなかったSemperoper (ここに1時間費やします)
オーパーはドイツ語でオペラのこと。ゼンパーは建築者。
オペラハウスの前には建築依頼者ザクセン王ヨハンの騎兵記念像が建っている。
残念ながら建物見学だけ。この日は7時よりオペラDon Carlos が上演された。

中は本当に豪華絢爛。ゆったりしてオペラを楽しむ人々が想像された。











見学が終わりホテルでチェックイン。
ちょっと休んでからお食事に。
ビアガーデンAltmarktkellerで夕食。





中世の雰囲気のレストラン。
ここでは巨大なハクセが有名。
大きいので何人もでシェア。

この日はやはり9時にホテルに着いた。

最後の夜なので荷物の整理。
今回はあまりお土産を買わなかったので、それほどパッキングに時間はかからなかった。

次の日は8時にバスでベルリンへと向かった。

帰りのバスから見た大空襲で焼けた建物が印象的だった。
戦争のものすごさを語っていた。





今度のreunion は2年後。横浜で。
皆さんと再会を約束し機上の人となった。
とても実りある旅行でした。皆さんお世話になりました。
ありがとうございます!ダンケシェーン!

次は私たちが企画する番。
皆さんが楽しめるreunion にしたいですね!



べルリンからフランクフルトへ向かい、飛行機を乗り換え羽田にはお昼頃ついた。

さあ、現実に戻らなくては・・・・・