アイスバケツチャレンジ | 小さな幸せを紡ぎたい

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好奇心の赴くままにいろんなことに首を突っ込んでいる、ドタバタな毎日を書いてます。
見逃してしまいがちな小さな幸せを積み重ねていきたいな。

最近、『アイスバケツチャレンジ』、流行ってますよね。

今朝、ネットをお散歩してたら『アイスバケツチャレンジ』がすでに迷惑メールのネタにもなっているとか。

コチラ

【実録】「アイスバケツチャレンジに指名されても氷水を被る必要はない。私にメール返信さえすれば」と



息子の入院仲間にもこの病気の子がいて、
私はそこで初めてこの病気を知りました。

知名度の低い病気の認知度が上がることには賛成です。



実際、うちの子たちの病名も知名度(認知度)低いので説明が大変だし。


私自身の体質もいまだに知名度低いので

子供のころとか不謹慎にも「白血病とか心臓病とかわかりやすくていいな」とか思ってたし。


だから『ALS』という病気があり、困ってる人がいることが広まるのはいいと思います。

「善行は強制されるものじゃない」というのも尤もですが

実際寄付金急増してるみたいなのでそれはそれでいいんでしょう。

コチラ

<ALS支援>氷水効果で寄付金急増 日本は5日間で1年分


でも、ALSという病気の本質は広まってないと思うんですよね…。


「ALSって病気があるんだ」ってことは広まっても、

「どんな病気?」って調べる人はその中の一部なんだろうし。


ましてや迷惑メールのネタにもなっちゃったら

「ALS?・・・ああ、なんか氷水かぶるやつのなんかね」とかなっちゃって、

そのうちアンチも出てきたりするんじゃないかと。


発達障害も事件とか起きてその後精神鑑定とかで

犯人に「発達障害があり・・・」とか「アスペルガー症候群の診断が下り・・・」とか聞くと

「発達障害(アスペルガー症候群とか)=犯罪」のイメージ付きがちじゃないですか?


実際、万人と比べると考え方や感じ方が違うわけだから

そうでない人には理解できない理由で

そういった犯罪に進んでしまった…っていうケースもあると思うんだけど、

だからって全員が犯罪者予備軍なわけではないと思います。


一昔前なら「共働きの子供」とか「片親不在の子供」とかも

なにかあると「だからね…」なんて言われてたけど

今どきシンママ、シンパパもざらだし、働く女性だってすごく多いし、

「それで?」って感じだと思うし。


でも、私が子どもの時には確実に

「梨愛ちゃんの家は共働きでお昼に大人がいない家庭の子だから」っていう理由で

(実際に友達のお母さんが言っているのを聞いちゃったので…)

「遊んじゃダメ」って言われたことあるし、時代だったんだろうけど。


ALSにしろ、発達障害にしろ、その他のことにしろ、

認知度が低いことの情報が広まるのって諸刃の剣だな…と思います。


知らないことに出くわしたらきちんと情報確認することの重要さを再認識しつつ、

アイスバケツチャレンジに挑戦する人を微笑ましく見守っている梨愛でしたスクランプ