バス運転手が「子供を静かにして」とは・・・ | 小さな幸せを紡ぎたい

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見逃してしまいがちな小さな幸せを積み重ねていきたいな。

バスで「子供を静かにして」と注意されたら?
 電車やバスなどの公共交通機関は、さまざまな事情を抱え、多種多様な価値観を持った人間が一緒に乗り合わ..........≪続きを読む≫


上のタイトル見て、

他のお客さんに注意されたのかと思ったら

運転手さんに注意されたようで。


・・・正直、きついと感じました。


お子さんの年齢にもよると思いますが

「泣きやめ」でわかる年齢とそうでない年齢もあるし、

最近、発達障害児や

類似児(通常のしつけだけでは伝わりづらいタイプ)等

一概に年齢で区切れるものでもありません。


うちにもやんちゃ盛りな子供たちがいて、

実際そんなに「いい子」でもないので

よそ様にご迷惑をかけないよう、

一緒に出かける時なんかはすごく気を使います。


子供同士を遊ばせる時でも、

各家庭によって事情は違うので

そういう「各家庭の事情」が分からない子供たちに

それでも「うちのルール」を

守らせるのは結構大変だったりもします。


確かに、公共の場でのルールは大切です。

子供とはいえ、教えていくべきことです。


でも。

たとえばそれが未就学児連れの

学校の参観なら。

部屋を出て諭すこともできるでしょう。

その場合なら授業の妨げにならないように

配慮することだってできています。


それが動くバスの車内だったら?

結局、保護者だけがつらい思いをしなくてはなりません。

逃げる場所もないんだから。


泣きわめく子供と一緒の車内にいるのを

不快に思う方も多いかもしれません。


確かに、運転手さんのアナウンスだって

聞こえにくくなるでしょう。


でも、ここで少しお願いです。

きっと、保護者の方も

泣きやんでほしいと思ってると思います。


その方にとってはそのバスの中だけでなく、

1日中、毎日、子供がいつかわかってくれるまで、

ずっと続く試練でもあるんです。


「子ども産んだんだから当たり前の責任」と

考える方もあるかもしれません。


でも、保護者だって必死で子育てしてると思います。

もう少し、言い方はなかったんでしょうか?


まわりには同行してるお友達以外にも

不快に思ってる方に一緒に謝って下さる方や

一緒に静かにさせようと協力してくれる方は

いらしたんでしょうか?


些細なことかも知れません。

でも。

そういう小さなことが、お母さんを追い詰めることもあると

少しはわかっていただければ嬉しいです。


うちはもう小学生になり、

まだまだなところもたくさんありますが、

幼稚園前までの宇宙人×2の時代から見たら

ずっと先の読める育児です。


でも、宇宙人時代だったら

多分、そんなことが少し続いたら

引きこもりにでもなっちゃいます。


「静かにさせなきゃ」って

子供のいいところを見つける余裕なんて

なくなっていってしまいます。


「キレる子ども」が増える直接の原因は

定型児においては

確かに子供の周りの環境や

保護者とのかかわりかも知れません。


発達障害児に関しては

「キレる」法則や理由があります。


そういうのに対応する親の余裕って

結局は周りの協力が不可欠だと思います。


親に余裕があってこそ、

子供と向き合う時間もでき、

子供を受け止める余裕ができるんだと思います。


そういう意味で、

子供は親だけが育てるものではないと思ってます。


悲しいことに、自分のことが最優先な

悲しい保護者さんもいます。

私の身近にはいないですが、

色々な記事を見ていると

「それはないでしょう…」と思うような

無責任な親も多いです。


でも。

そんな人ばかりではありません。


たとえば、すごくギャルっぽくて、

「子供なんて育てられるの?」と言われている方がいます。


でも、彼女はすごく頑張ってます。

子供のこともとても真剣に向き合っていて、

さらに自分も磨き続けてます。


私より若いのでただでさえ肌とかもきれいなのに、

服装も、髪型も、いつも手抜きがないです。



街中ですれ違う親子は

その一瞬しか見えないから、

「厳しく叱りすぎじゃん」とか、

「甘いんじゃないの?」って見えることもあると思います。


でも、みんな、一生懸命生きているはずです。


子連れだけにかかわらず、

いろんな人にやさしい人でありたいと思う

梨愛でしたぺこ